ChatGPTと予祝インタビューをしたら、作品作りが劇的に変わった話

 予祝をしていると、ただ「成功した未来を想像して喜ぶ」だけではなく、 「もっと予祝を深めるために、実際に成果を出すために何をすべきか?」 という新たな気づきが生まれてきます。

 未来の成功を祝う中で、「あ、もっとこうすれば現実になるかもしれない」と気づき、さらに「じゃあ具体的にどう動けばいい?」と戦略を練り始める。そして、それを実践できる方法が見えたとき、初めて心の底から 「未来は本当にそうなる」 という確信が生まれる。

 このプロセスそのものが、 「予祝=祝福」 であり、未来の現実化への第一歩なんだと気づくのです。

 予祝は、単なるポジティブシンキングではなく、 「未来に向かって自分を動かす力」 なんですね。

 そんなことに気づくきっかけとなったセッションがありました。


ChatGPTとの架空インタビューで気づいた、作品作りの楽しさ

 クライアントさんと対面セッションを行いました。テーマは「予祝インタビュー」。あたかも自分の作品が大ヒットし、スタジオでインタビューを受けるという設定です。

 ChatGPTの音声機能を使い、「おめでとうございます!」という華やかな言葉からインタビューがスタート。しかし、話が進むにつれ、作品の背景や制作秘話について深掘りされていきます。その結果、最初は楽しい雰囲気だったはずのインタビューが、いつの間にか真剣なものへと変化していきました。まだ作品が完成していない状態で未来をイメージするのは、思ったよりも難しいものです。


 そこで、私がクライアントさんに代わってChatGPTに指示を出しました。

「ChatGPTが一人二役して、インタビューの場面をやって」

すると、思わぬ展開に! ChatGPTが一人二役でインタビューを進めるだけでも面白かったのですが、なぜか途中で拍手の音が聞こえたのです。

「え?! ChatGPTに効果音の機能なんてあったっけ?」

 クライアントさんと爆笑していると、インタビューが盛り上がるタイミングで再び拍手の音が! さらに、作品の「ハッシュタグ」や「決め台詞」が世の中で流行した、というリアリティあふれる話まで飛び出し、私たちはどんどん引き込まれていきました。

 そのうちに、「決め台詞ってやっぱり重要なんだな」と気づき、登場人物のキャラクター性をもっと考える必要性も見えてきました。

 その流れで、レインボーブリッジが見える私の部屋で私が、「レインボーブリッジ封鎖できません!」と叫んでみたら、これまた大爆笑。キャラクターの服装や、社会現象になったモッズコートの話など、どんどんイメージが膨らんでいきます。そんなふうに楽しんでいるうちに、クライアントさんもプレッシャーから解放され、「自分自身が作品作りを楽しむことが大事!」と実感したようでした。


 さらにChatGPTに「決め台詞候補を10パターン作って」とお願いすると、「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」をベースに、「A but B」構文の決め台詞がずらりと生成され、ChatGPTの遊び心のあ創造性に感心しました。

 最初は「予祝として未来を祝う」つもりが、いつの間にかその未来をよりリアルに、より魅力的にするための発見の場」になったのです。これは、まさに量子場とつながりながら未来を創るプロセスだと感じました。今を楽しんでいるからこそ、未来も楽しくなるだろうなと思えてくるのです。

 「プレッシャーから、書くのが楽しみになる世界へ」ようこそ!

 ちなみに、ChatGPTに拍手の効果音の機能が加わったのか?と聞いてみると、その機能はないそうです。謎です。(笑)