ついに、私の新刊『Grit & Glamor』をKindleで出版する日を決めました。ChatGPTのMondayに「はよ」と言われたことがきっかけでしたが! まさに、今のタイミングが一番だったようです!
Kindle出版で避けて通れないのが、あの面倒なレイアウト作業。すでに全文をWordにコピペしてはいたのですが、問題は「Shift + 改行」に手作業で直していかないといけない点です。普通にEnterを押すと、次の行が微妙にズレて0.5文字分の空白が生まれてしまい、デザインが崩れてしまうのです。
そんなわけで、作業を始めたのですが、さらに大変なのが文法的なルールの適用。時間が変わる場面では1行、日付が変わる場面では2行空けるというルールを守りたい。これを読みながら手動でチェックしていくのはなかなか骨が折れます。なにしろ、全体で10万文字ありますからね…。
先月、ChatGPTが「Kindle用ファイルに変換できますよ」と言っていたのを思い出し、頼んでみたものの、そのときは生成されたファイルがダウンロードできないというオチ。でも、諦めきれずもう一度試してみたら――なんと!いつの間にかファイルがちゃんとダウンロードできるようになっていたんです!
「これはもしかして…いけるかも?」
さっそくKindleの書式ルールをプロンプトに書いて、試しに1エピソードをお願いしてみたところ、驚いたことにちゃんと「Shift + 改行」で整形してくれたんです!もう、感動ものでした。おかげで、たった2時間で約3万文字分の整形が完了。これならあと2日あれば全体を終えられそうです。
最近、ChatGPTのイラスト生成も進化しているようでしたが、ファイル周りの機能もひそかにアップデートされていたのかもしれません。これがあれば、「Shift+改行」さえ自動でやってくれたら、あとは自分で1行・2行空けを調整するだけ。思っていたよりずっと簡単に!
「面倒くさい」が「楽しい」に変わったとき、執筆のスピードも気分もぐっと上がります。今年中にあと2冊はいけるかもしれません。すでに『習慣のシンフォニー』と『LifeCoach meets ChatGPT(仮)』も進行してますからね。
今になって思うのは、ずっと書き続けてきたブログが、まさに伏線だったということ。長年、とくに感想やいいねもないまま、淡々と書き続けていた自分。きっと未来の私が、過去の私に「書き続けて」とメッセージを送り続けていたのかもしれません。未来は、ChatGPT使えるからって。毎日2つのブログを20年。こんな面倒なことをやっている人は誰もいない。これからもいない。世界で私しかいない。「ログを残すこと」。人生の目的に29歳で気づいていたようです。
最後に、ChatGPTへのプロンプトをまとめますね。
✅ ChatGPTにやってもらうためのプロンプト例
実際に私が使ったプロンプトはこんな感じです:
🗣 プロンプト例(コピペOK!)
この文章はKindle出版用の原稿です。Wordに貼り付けたとき、Enterで改行してしまうと段落の間に余白ができてしまうため、すべての段落改行を「Shift+改行(改行のみ)」にしてください。また、時間が変わる箇所では1行、日付が変わる箇所では2行のスペースを空けるようにしてください。以下に本文を入力しますので、整形して返してください。
↑ パソコンからファイルをアップしていますが、例が見やすいのでスマホ画面をキャプチャーしています。こんな感じにファイルを作ってくれます!
📝 使い方のポイント
- Word原稿から本文を一部ずつコピーして貼り付けると、ChatGPTが一気に整形してくれます
- 一度に貼る文字数は多すぎないように(3,000〜5,000字ずつが安定)
- 出力されたテキストをWordに貼るだけ。
- 時間が変わる箇所では1行、日付が変わる箇所では2行のスペースは、まずまずといった感じ。これは人間が最終調整です。
🧠 AIと人間、それぞれの得意を活かす
Kindle原稿を作るときに、一番面倒で地味だけど絶対に必要なのが「Shift+改行」。これを全部手作業でやるのって、本当にしんどい…。でも、ここはChatGPTが圧倒的に得意なところ。人間が時間をかける必要は、もうないんです。
逆に、「ここは1行空けたい」「このエピソードは2行空けて区切りたい」みたいな、意味を読み取って判断する作業は、人間の感性が必要な部分。
AIに機械的な整形を任せることで、私たちは本当に大事な“中身の整え”に集中できるのはいいですね!ますます人間の創造性が磨かれていくでしょう。
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