㊗19歳:石器時代の苦行ルートと、令和の魔法の杖、両方知ってる最強の世代はAIを再起動に使おう。

19歳の再起動

── AIと迎える、人生の最高更新

独立19周年講演に向けて

(ビジュアルできました。日程は、6月後半か、7月上旬の土日予定。オンライン開催します)


昔だったら、何かに困ったとき、まずは「誰に相談しよう?」から始まって、

勉強したり、痛い思いをしたりしながら、時間をかけて知恵を身につけていった。

でも今は、AIに聞けばすぐに答えが出てくる。

それ自体はすごいことだけど、

「人としての努力や苦悩を経ずに、人生は本当に豊かになるのか?」

そんな問いについて語っている海外のインフルエンサーの動画を観た。

実際、何年もかけて理解したことが、今なら数秒で説明できてしまう。

考えること、悩むこと。そういう“人間らしさ”はどこに行くんだろう?


でも――

50歳の私たちは、ちょっと違う世代だと思う。

20歳の頃にWindows95と出会い、世界とつながる感動を初めて体験。

29歳でブログを書き始め、32歳でYouTubeに動画を投稿、

35歳くらいからSNSが一般化して……

そしてパンデミックを経て、2023年。ChatGPTが登場する。


それまでの人生は、

“自分の頭で考えるしかない”ことばかりだった。

創造も、問題解決も、すべて手打ち。

だからこそ、ライフコーチとして、

「一緒に考える」ことの価値があった。


でも今は、ChatGPTが“最適解”を導き出してくれる。

私? ぜんぜんそれでいい。むしろ、うれしいくらい。

私は「問題解決の人」になりたくなかった。

だから、ブログ読者には私が作ったAIライフコーチ「Dr. Simon」を渡している。

そうすると不思議なことに、

セッションのテーマが“問題”じゃなくなっていった。


ここで気づいた。

AIが登場した今、ライフコーチがやるべきことは「未来」なんだ、と。

私は昔から、「まだ起きていないこと」を一緒に描くのが好きだった。

今はAIと一緒にセッションできる。

でも、そのAIを動かす“問い”をつくれるのは、人間である私だけ。

つまり、私の“問いの力”こそが、これからのライフコーチの意義になってくる。


さて、話を元に戻そう。

私は、ChatGPTがなかった時代に、

心の痛みや限界と向き合って、乗り越えてきた。

そのうえで今、AIを使っている。


だから、AIに「どうすればいい?」なんてあまり聞かない。


私がAIを使うのは、ただの“作業代行”じゃない。

「自分の過去を編集し、未来の文脈につなげる」ためのツールとして使っている。


もう、AIは私にとって“筆”そのもの。

自分の人生というストーリーを、今、書き直してる。


総監督・私。

過去のメモや企画を広げながら、

「ねぇこれ、本当に捨てちゃっていい?」とAIがそっと声をかけてくる。

まるで過去と未来が手を取り合うように、再構成が始まっている。


50歳、すごいよ。

体力のピークは過ぎたって言われるけど、私は今のほうが元気。

週2ヨガ、毎日ジム、山にも登るし。

そして何より、「知恵の筋肉」が一番育ってる年齢だ。


そこにAIというチートが来たら、もう無双でしょ。

若い子には、たぶん真似できない。


なぜって?

“手打ち”の時代をくぐり抜けてきた、深みがあるから。

この感覚は、苦労してきた人間だけが持ってる“芯”なんだと思う。


ここからは「全部、伏線でした」って言える。

エンディングじゃなくて、やっと本編が始まるのだ。


そんな想いを込めて――

19歳の再起動(独立19周年記念)を、あなたに届けたい。

再起動に遅すぎるなんてことはない。


苦労も、迷いも、あの時の遠回りも…

全部AI時代に羽ばたく、”追い風”だったんだ。

そんな風に苦労を乗り越えた世代にこそお届けしたい。

と思っております。