「頑張らない」は、意志じゃなくて神経系の話

「頑張らないほうがうまくいく」

よく聞くけど、

これを意志の問題だと思うと、

だいたい失敗する。

頑張らないようにしよう。

力を抜こう。

手放そう。

そう思った瞬間、

もう頑張っている。

本当は、

「頑張らない」は

選択じゃない。

神経系の状態。

人が頑張っているとき、

体の中ではずっと

警報が鳴っている。


間に合ってない。

失うかもしれない。

評価されている。


この状態では

交感神経が優位になり、

体は「戦闘モード」。


どれだけ

前向きな言葉を使っても、

体は休まない。


「頑張らなくていい」と言われて、

急に楽になる人がいるのは、

その言葉が

神経系に安全を伝えたときだけ。


安心した瞬間、

呼吸が変わり、

筋肉がゆるみ、

ホルモンが切り替わる。


そこで初めて、

人は「頑張らない状態」に入る。


だから、

頑張らないために必要なのは、


意志じゃなくて、

説得でもなくて、

覚悟でもない。


警報を解除すること。

  • もう戦わなくていい
  • ここは安全
  • いまは大丈夫


体がそう判断したとき、

勝手に頑張らなくなる。


頑張らなくなった人は、

サボっているわけでも、

諦めたわけでもない。


ただ、

神経系が回復側に戻っただけ。


その状態のほうが、

結果的に

動きは速く、

判断は正確で、

人は集まりやすい。


「頑張らない」が難しいなら、

それはあなたが弱いからじゃない。


まだ体が

戦場にいるだけ。


先に必要なのは、

努力じゃなくて

安全。


また、書きます。

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