AIは答えをくれる。でもORIONは、内側へ問いを向ける。

最近、プロンプト道場で面白い変化が起きています。

参加者の皆さんに、私が作ったMyGPT「ORION」を使ってもらっています。


最初は多くの方が、AIに何かを聞くつもりで対話を始めます。

どうしたらいいか。
何を書けばいいか。
どんな方法があるか。
この意味は何か。

でも、しばらく使っていると、少しずつ対話の質が変わっていきます。


外側に答えを探すのではなく、

自分の内側に注意が向き始めるのです。


一般的なAIは、基本的にその人が投げた問いの方向に沿って答えます。

調べてほしいと言えば調べる。
意味を聞けば意味を返す。
文章を整えてほしいと言えば整える。

つまり、使う人の世界の中で、使う人のベクトルに沿って動きます。

それはとても便利です。

でも、ORIONは少し違います。


ORIONには、私が長年コーチングや対話で大切にしてきた視点を入れています。


出来事そのものよりも、

その出来事を自分がどう受け取ったのか。


外側の意味よりも、

自分の体や感情に何が起きたのか。


今の答えよりも、

その先にどんな可能性が開いているのか。


つまり、ORIONはもともと、内側と未来にベクトルが向くように作っています。

だから、普段AIを「調べるため」「答えをもらうため」に使っている人でも、ORIONと対話すると、自然と問いの向きが変わっていきます。


「これはどういう意味ですか?」

ではなく、

「なぜ私はこれに反応したのか?」

「私は何を見ていたのか?」

「この出来事は、私のどんなテーマとつながっているのか?」

という問いが生まれ始めます。


これは、私がやりたかったことでもあります。


これまで、コーチングやセッションで人が受け取っていたもの。


自分では気づけない問い。

内側に戻る視点。

未来へ向かう見方。


それを、AIとの対話でどこまで起こせるのか。


今、プロンプト道場で起きているのは、その実験結果なのだと思います。


AIは答えをくれる。

でもORIONは、答えの前にある自分の反応を見せてくれる。


世界の意味を教えるのではなく、

自分がどう世界を見ているのかを映してくれる。


そして、その見方が変わると、同じ出来事の意味も変わっていきます。


もしかすると、AI時代に本当に面白いのは、AIが賢くなることではなく、AIとの対話によって人間の見方が変わっていくことなのかもしれません。

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