🌕満月、何を手放しましたか?

昨日の満月。私は「待つこと」を手放しました。

正確に言うと、「待てる人でいようとすること」をやめることにしたのです。


「堀口さんは、待てませんね」

18年ほど前、ある編集者の方にそう言われました。

当時の私はとにかくせっかちで、メールを送ったらすぐ返事が欲しくなるタイプ。「どうなりましたか? 次はどうしますか?」と追撃してしまうような。

その言葉に結構落ち込んだ私は、そこから「待てる人になろう」と決めました。


「待つ」を覚えてから、世界は大きく変わりました。

「この人にはこの人のペースがある」と思えるようになり、ストレスが激減。さらに、相手の中から言葉が出てくるのを待つ感覚が身につきました。

今、私が仕事で行っている「対話」にも、この18年間の「待つ」経験は深く生きています。あの頃の自分には生み出せなかったものがたくさんありました。

だから、学べて本当によかった。


でも昨日、突然思ったのです。

「もう、待てる人でい続けなくてもいいんじゃない?」

待つことはもう十分に習得した。必要なときは待てるし、時間をかける大切さも知っている。

本来の私は、気になったら調べ、会いたかったら会いに行き、欲しいものは自分から取りに行くタイプです。

18年前にあの言葉をもらったおかげで、自分とは違うタイプの人——慎重な人や時間が必要な人の気持ちも理解できるようになりました。

なら今なら、「待てる私」を連れたまま、本来の自分らしく動けるはず。


昨日の満月で手放したのは、「待てる人でいなければ」という制限でした。18年やったので、もう修了でいいでしょう(笑)。


手放すとは、否定することではなく、「十分にもらったから、もう持っていなくて大丈夫」とそっと手を開くことなのかもしれません。

皆さんは、この満月に何を手放しましたか?


P.S, 昨日のメルマガ「満月レター」では、今、私が「こうするしかない」と思い込んでいることを、一緒に見つけるためのプロンプトをお送りしています。