150キロの執着を手放そう。

 行動はしているけれど、良い結果がなかなか得られないとき、もしかしたら何かに執着しているから、ああでもない、こうでもない、という風になっているのかもしれません。

 一人のクライアントさんは、一つのアイデアを1度実行したものの、継続せずにピリオドになっていました。ところが、そういう時って予期しないミスや、事故手前の危なかった…みたいなことが起こるというパターンが、話していて見えました。「そういえば、以前の転機の前も、そういうパターンだったよね」と。

 行動を止めたままでいると、そんなサインが宇宙からやってくるなんて、想像するだけで怖いです。(笑) 覚悟を決めて、ビッグアイデアのほうを実行して、自分の理想の未来のほうへと近づいていくことを決めました。


 もう一人のクライアントさんは、転職活動中で、立て続けに面接に落ちてしまいました。これからの計画としても、粛々と今思っている業種で探していく、そんなプランのようです。でも思えば、その前の転職のときも、そんな感じで、結局は転居を伴う転職となったのですが、その転職もよかったのかというと、思ったような力を発揮できる場所ではなかったようです。

もうこうなったら、自暴自棄になったほうがいいのではないですか? もうどうせ、これで結果出ないんだから、思い切って変えてやる!とか、私も人生の中で何度かそういうことあって、そういうときこそ、変な執着がなくなるので、結果、結果が入ったりするんですよ。自暴自棄作戦どうでしょうか?(笑)」


 結果に執着するとうまくいかないのに、執着を手放すと、うまくいくという。そのとたん、可能性が広がるから脳が自由になって、インスピレーションが冴えて、それを受け取る度量も広がるわけですから。
 
 前回はもともとの拠点から200キロくらいのところに移動したところで転職されました。もう150キロくらい進むと東京になります。一気に350キロ移動すればいいのにと、以前もそんな話になっていたんですが…。お話を聞くと慣れた水のほうがいいとおっしゃっていました。しかし、年齢からしても今が一番自由。その考えではもったいない気もします。150キロの執着です。(笑)

 かつて、地元から500キロ進んで、東京に引越してきた女性のクライアントさんがお二人いました。初めての東京ですし、うちの実家のアパートが空いていたので、物件を紹介しました。

 おひとりの方は、流れに乗りすぎていて、(笑) あっという間に運命のパートナーを見つけて、2か月で去っていきました。今では赤ちゃんも生まれて、東京の人になっています。先日久々にセッションをして、とてもお元気そうでした!
 もう一人の方は、まだうちの実家のアパートに住まわれていますが、その間に個人事業主になりました。やっぱり二人とも大きな転機に恵まれたのです。

 さあ、移動距離を大きく伸ばしたら、Big Magic起きるでしょうか?