来たものを受け止める決断力をつけるには?

 あるクライアントさんは、状況の変化や非日常的なイベントが多い11月になっているそうです。その流れなのか、仕事場では新しい若い人が入ってきて、将来どうしていきたいか?など、新鮮な話を聴くことができて、新しい気持ちになったそうでした。

 それで、自分自身もこれからのことを考えてみたそうですが、不安な気持ちも出てきたようです。仕事場に自分と似た境遇のモデルになる人もいないし、未来についてどう考えていけばいいだろう?と。

「モデルになる人を見つけなくても大丈夫ですよ。自分の人生を作ろうと思えばいいんです。それにはブレずにやっていくだけ。1D1Uで自己基盤も整えていますし。そもそも、今年の春は急なことが起きても、きちんと対応できたじゃないですか。イレギュラーなことが起きても、ブレないで出来たんですよ」

 クライアントさんも、既に自分の人生を作り始めていることを認識したことでしょう。つまり、その都度対応できる自己基盤であればいいのです。自分で未来の先々まで、キャリアプランを練る必要もありません。その都度、自分の置かれた環境でベストを尽くせば、イベントや仕事のほうから、こちらにやってくるのです。ただ、それを受け取る覚悟があれば。



 そうするといきなり、「Aになりますけど、受けますか? 受けませんか?」と即座に決断しなくてはなりません。

 直近で言えば、私のL.A.へ行くかどうか?もそうです。もうあと1か月というところで、いきなりコンサートの情報がやってきました。今日チケットを買わなければ、リセールで高値になってしまう。できるなら、今選択をする。前日までそんな選択肢すらなかったのに急すぎましたが、決めたのです。

 流れに乗っているとそういうことになってきます。迷っている時間はありません。来たものを受け止める決断力。すぐに対応できるために、体力もつけて、健康である必要もありますし、先立つものも必要な分は持っていること。

 すでに、春に経験した「来たものを受け止めた未来」が今です。あのとき、すぐに決断することができたことで、タフになったクライアントさんが今いるのです。だったら、これから未来に何が起ころうとも、受け取る覚悟さえ持てていれば、大丈夫なのではないでしょうか。