どれが自分に合うか? という探し方では見つからない。

 「もう自分は満たされたということではないですか?」と先週フィードバックしたクライアントさんの今週のセッションがありました。なんと、ソファーを買ったときに応募した懸賞で、スタンド掃除機が当たったんだそうです!掃除機は買っていなかったようですので、まさにぴったり! 満たされると当選もするようになるんですね~。(笑)

 それで、これからは自分だけでなく、人のために役立つという視点で、次の自己投資を考えてみることが課題になっていました。そして、英会話、スポーツ、趣味になりそうなことなど探してみたそうなのですが、コスト的にも、本当にやりたいのか? というところでも、ピンとくるものはなかったそうでした。


 いったい自分は何をしたいんだろう? というのがわからないから、とりあえず検索して、どのお稽古事がいいかな?とか、どこの英会話スクールがいいかな? とか、そのように外側にあるものを見て、どれが自分に合うか? という探し方では、見つからないんだと思います。

 結局、「自分を知る」というところではないでしょうか? もっと自分を知ること。なんとなく避けていた部分だそうです。なぜかというと、知りたくない、知るのが怖い、知ってどうするの? と、よく見てもないのに、なぜかネガティブな感じが湧いてくるから、なんとなく避けてしまっていた。

 今の状況は、いい状態なのだから、過去のことをニュートラルに見られるかもしれません。自分の中にしか答えはないのですから、「次は何をしたらいいでしょうか?」と私に聞かれてもわかりません。

 「どれが自分に合うか?」という探し方では見つからないのです。きっと、自分の目の前にやるべきことはやってくるに違いありません。それに気づくために、やはり自分のことを知ることなんだと思います。