軽く人の助けを借りられる人。

 「助けを借りるとき、求めるとき、お互い様な感じで、軽く助けを借りられるとはどんな感じなのか」クライアントさんから質問をされました。

 誰かが助けてくれて、限界突破することもあれば、誰かに助けを求めて、限界突破することがある、という話を1D1U Campの中でしたので、そのような疑問が生まれたようでした。

 私で言えば、1D1Uの梱包を近所の友達に手伝って貰うとか、それくらいの頼み事です。私のブログを読むと、気軽に頼んでいるなぁと思うのだそうです。

 確かに、人に頼むハードルは低い方だと思います。自分ができないこと、人手が足りないことなどは、「ちょっと手伝って貰えませんか?」と頼むことがあります。

 一方で、私も仕事にしていなくても、依頼を受けることもあったりします。

 先日は、母の知り合いのアルバムを作りました。バイト代を求めていませんが、その場でお返しがきます。

 かつて、友人の婚活のプロフィールも頼まれました。その後、彼女は無事、再婚することができました! 彼女からもバイト代を頂きました。

 つまり、人に助けを求めるハードルが低い人は、「お願いすると同時に、お返しも考えている」のです。「ごはんおごります」とか「バイト代払う」とか。相手は期待していなけれど、その場でお返しします。

 でもそもそも、相手の中でビジネスにもなっていないことを依頼するには、相手の得意なことを見極めているかどうかにかかっています。もし、その相手に断られても、頼むときは「どっちでもいいよ」という感じですので、「次の人はどうするか?」まで考えています。私も頼まれるとき、得意なことを見極めてくれているなぁと感心することがあります。

 もうすでに仕事になっている場合は、頼みやすいですね。英会話の先生には、英会話の教科書を辞めて、メルマガの添削を頼んでいますが、40分間は私のレッスンの時間なので自由です。それにしても、「絵を描いてほしい」とか、やはり普通だったら、イレギュラーなことを頼んでしまいがちです。(笑)

 相手の観察から始まり、頼み方、お返し、頼んだからには、喜びの結果を報告するなど、依頼のステップがあります。

 先日の母の知り合いのアルバムは、アルバムをあげた人にも、そのほかの人にも、かなり喜ばれたようで、「こんなの見たこともない!」というほどだったようです。母から喜びの電話がもれなくかかってきたのでした。(笑)