学校の代わりの家の中での新ルーティン。| ママペイ実施。

 コロナで、ルーティンが狂っているという話もクライアントさんからお聞きします。とくに、学校が休校し、お稽古事がお休みになり始めた頃、お子さんは、朝は寝坊するし、夜は遅くまで起きているし、学校からの課題をやらない!!と嘆いていたクライアントさんがいらっしゃいました。

 私もジム、英会話などが休みとなり、思ったよりもルーティンが崩れていたので、そのお子さんの気持ちもわかるなぁと思いながら聴いていました。そして気づいたのが、ルーティンがあると、「そこまでに終わらせる」というデッドラインが明確になり、やる気に繋がるものだなぁということです。

 例えば、日英のメルマガを書くのに、「レッスンまでに書き終えなくてはいけない」と思うと、何がなんでもおやつの時間までには仕上げ、そして夕方にレッスンへ行くのです。さらに、月曜配信がしやすくなるようにと、その日のうちに添削を上書きするところまで終わらせます。夜にはジムに行きたいので、いろいろな仕事もキリをつけるようにします。というように、やらなくてはいけない固定のルーティンがあることで、集中力をつくれていたのです。

 ということは、お子さんにも、新ルーティンを与えたらどうかと提案しました。例えば、「クッキングスタジオ」です。ママが先生です。夕方から献立を考えて、買い物へ行き、そして料理を作る。この1つのルーティンが入ることで、それまでに宿題をやろうとか、明日は何にしようかな? とか、考えるでしょう。 

 あと、私が生産性を上げるためのアドバイスをしたのは、お子さんに宿題は、どのくらいの時間がかかるのか? 記録をさせるということです。なんとなく膨大な感じがしていて、「できない!」とやる前から絶望的になっているご様子でしたので、そういう時は、具体的に実際の速度を計測することが大事です。お金もどんぶり勘定ほど不安なものはありません。

 というセッションを今月の上旬にしていました。その後、作戦はうまくいったようで、娘さんも料理の腕前を上げてきたようでした。宿題も取り掛かるスピードがアップしてきたようです。

 さらに、最近「ママペイ」が流行っているとかで、クライアントさんが試してみたそうです。説明するよりも、ビジュアルで見ると一目瞭然です。クライアントさんが写真を送ってくださいました。

 休校3週間目でも、夜ごはんつくりが続いており、ママペイは、1000ペイで現金交換なので、2人とも、1回目交換できたようです!

 これって、キッザニア風らしいですが!私たち大人も、お金がもらえるからやることもあるだろうし、(笑)いろいろ学んで行きますからね。

 そして家の中にいるからこそ、生まれるアイデアもあるのだなと、感動です! 長引きたくないですが、クリエイティビティを磨いたり、徳を積んだりすることもできる、コロナ期間なのかもしれません。それはきっと、アフターコロナにもいい影響を及ぼす気もします。