「ぜひぜひ、参加してください、って書くのは、私は個人的に禁句にしているんですよ。それよりも、お待ちしております、の方ですね、なぜなら・・・」
こんな風にクライアントさんの書かれた案内文の添削をしました。グーグルドライブを使用されていたので、私も同時にクライアントさんのタイピングを見ることができ、すぐその場でフィードバックできます。
クライアントさん曰く、添削を見ただけでは、なぜそういう風にしたのか?というところを想像するのが難しいと言っていました。しかしこうして、同時にリモートでやり取りをすることで、理解が深まったそうです。その場で直されて、その場でクライアントさんも文章をタイピングして仕上げてくわけですから、このやりかたは、インプットとアウトプット時間差なくできるので、学習効果も上がるのではないかと思います。
そのほか、私が指摘したことについていくつか書きます。
■1
・「Zoomでは顔出ししても、顔出ししなくても大丈夫です」
訂正)「Zoomでは顔出ししても、顔出ししなくてもOKです」
理由:ここでの大丈夫ですは、否定のニュアンスがでる。
顔出ししていない人がいけない感じを暗に感じてしまうので、OKですという肯定的な言葉の方を選ぶ。
■2
・朝早いと思いますが
訂正)朝早いと感じる方もいらっしゃると思いますが、
理由:人によってはそうでない。 1対1のときは気づかう言葉になるが、 全体となると、そうでない人もいるので、朝早いと感じる方もいらっしゃると思いますが、と書くほうが事実。
■3
・・・・とおもいます。
訂正)・・・と思います。
理由:漢字変換を怠けない。 ・あ、怠けたな、と思われるとプロではない。
などなどありました。そのほかにも、案内文を書くときの注意点として、相手が参加するものなので、こちらの状況などを述べるのは控えて、相手の中で考えたり、選択できたりするような投げかけを行うという話もしました。
せっかくいいコンテンツを持っていても、文章で伝えたいことが、うまく伝わらなくなっているのはもったいないです。また、文章力を磨こうとすると、こちらもどんなことを伝えることができるのか? 明確にもなるので、コンテンツを深めつつ、伝える力を磨く。両方行うことが必要だと思います。
グーグルドライブを使用してのリモート添削、これから活用していきたいと思いました。
0コメント