次の目的地を知らせる。

 1D1U Campの20分セッションが続いています。たった20分ですが、ものすごい20分になるようです。(笑)

 数週間ぶりのリピーターのクライアントさんとのセッションでした。最初の声が、なんだか暗い感じがしたので、どうしたのかな?とふと思いました。1D1U 14th campのテーマがセンスなので、どんなセンスを磨いていこうか? 何も思いつかないとおっしゃっていました。

 先月、ご本人いわく永久就職されたので(笑)、今月末に退社し、ずっと家にいることになったそうです。お仕事も好きだったし、自分勝手にいろいろとやってきたので、Stay homeで主婦業を究めるのか?と言われると、やはり仕事も楽しくやっていたし、お客さんにも選んでいただいていた部分もあったしで、後ろ髪惹かれているようでした。

 逆に、扶養家族の域を超えて、思いっきり働いてみることを想像すると、「また忙しくなるのか・・」と、なぜかネガティブな気持ちが出て来たりもするそうです。じゃあ、お得意さんのところで、得意な仕事だけさせてもらう? と考えると、それでは、自分の働いていた会社と競合してしまって、よくないのかも…という考えも出てきました。

 そこで私は言いました。



「お金の心配がない状態ってことですよね」

「はい、最低限あればやっていかれます」

「だったら、ボランティアで関わったらどうですか?」

「すごい!堀口さん!ボランティアで! お金と関係ないということは、本当に自分がしてみたいことができますね!」

「そうですね!ボランティアができるって、すごいですよ。いいパトロンが現れましたね!」

「パトロン!わ、すごいですね! 本当に相手には感謝しかないです!」

ということで、20分でクライアントさんの声が、超明るくなりました。私もその境地に行きたいです。(笑)