「こちらでは誰もマスクをしていません。怖いです」と、ヨーロッパのクライアントさんがおっしゃっていました。
「え!日本人なんか、マラソンしている人もちゃんとマスクしてますよ。マスクをしていないと感染しているように思われるんでしょうか?」
「心配性って思われますね。そしてもう娘の夏休みも始まるんです。夏休み短縮もなくいつも通りで。旦那も以前から2週間の休みを申請していたので…、気が重いです」
「またロックダウンが来てしまったみたいですね。(笑)」
「そうなんですよ。(笑)」
夏休みの計画についてセッションで話していきました。
すでに決まっていることは、国内旅行と山奥のキャンプだそうです。あと3週間をどうするか。いつもなら娘さんと日本に里帰りプランのようですが、今年はヨーロッパの近隣諸国も旅できない状況です。
「国内にいる夏って珍しいですね。せっかくですから、国内の歴史的建造物や人物、史跡とか巡る旅なんてどうでしょうか? 国の地図を描いて、スタンプラリーみたいにして娘さんと日帰りで行くとか、1泊してくるとか、楽しそうです! 繊細で豪華な装飾の世界遺産の修道院と、美しい図書館があったと思いますが…あの街、どこでしたっけ?」
「○○ですね。うちから電車で1時間半くらいで行かれますね」
「え!うらやましい!あそこに素敵なアンティークショップがあって、地球儀を買ったんですよ!」
話が盛り上がり、夏休みのプランが出来上がりました。海外に行かれない今だから、国内のことを知る機会にする。中にすっぽり入っているとよく見えない魅力が、外に住んでいる人のほうが見えていることはあるでしょう。他人はあなたの魅力を知っているのです。
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