先日の1D1U Campの20分セッションで、「リモートでの生産性アップとは? 」という話になりました。リモートワークになったことで、対面で会う回数が減るので、連絡事項などはチャットやメールという形が主になったそうです。リモートワークで自分の集中力が高まることでの生産性アップもあるでしょうが、一人だけで仕事をしていくのとは違うので、チャットだけで完結に伝えたり、フィードバックができたり、承認の言葉を投げかけたりもしなくてはなりません。つまり、リモートでの生産性アップとは、コミュニケーションスキルのアップにより、生産性が上がるのではないでしょうか?
少ない言葉で相手を気持ちよくさせることができるか?
例えばメールの冒頭に相手を受け止める言葉を必ず書くようにしたり、最後には相手を気遣うこと場や、応援する言葉、協力する言葉、願う言葉などを書くようにするのです。
さらに匠の領域になると、相手の言葉を読んだだけでどこを返して欲しいのか? 見抜くことができます。そのような読み方ができる秘訣としては、日本語の1文字だけでも感情が含まれているので、傾聴時と同じように相手の使う言葉も感じとろうとすることです。丁寧に読むことが必要です。
相手に寄り添ったり、受け止めたり、願ったり、時間もかかるので面倒に感じることもあるかもしれませんが、自分が面倒だと思っても、やはりそこは受け取る相手に気持ちよくなってもらうために、ちょっと頑張るところです。そういう一つ一つを踏まえておけば、余計なことを話さなくても短い言葉で簡潔に伝わり、結果的に生産性もアップしていることでしょう。
リモートワークに求められる傾聴力も、言葉の一つ一つを感じ取りながら相手の立場に立って返す言葉を考えることですね。話し言葉よりもあとから修正もできるので、日々勉強になると思います。メール1通でやる気を引き出技術を習得できれば、生産性を上げることができるでしょう。
0コメント