「お知らせとか、どこをチェックすればいいの? と人に言われても、ネット上に何も案内がないので、何からはじめたらいいのでしょうか?」
「HPを作ればいいんじゃないですか?」
「え、どうすればいいんでしょうか?」
「IDとパスワードがわかれば、遠隔操作で手伝うことができますよ。最近も2時間くらいでHPの骨組みつくりましたから」
「え、そうなんですか。じゃあ、お願いします」
ということになって、急遽60分セッションでHP制作となりました。
IDとPWを取得するところから始まり、TOPページの写真については、最近旦那さんが緑あふれるところで撮影してくれたものがちょうどあって、らしい写真が挿入されました。私はその間に、HPのアイコンになるロゴをスマホで作りました。
続いて私がデザインの決定、ページの体裁を整えている最中に、クライアントさんはプロフィールに載せる言葉を考えてもらいました。結局、60分で箱が出来上がりました。
「HPがないといけない状態になってきた」人には、HPづくりは難しくありません。60分で形ができたのも、クライアントさんがこれまで口頭で人に伝えてきたものをHPにまとめるだけ、という作業だったからでしょう。
ほかのリピーターのクライアントさんは、そのうち独立をしたいとおっしゃっています。そろそろその期限とどんなサービスを提供するかを言葉にしていくときのようです。まだ5年先かもしれませんが、どこを目指していくのか? 自分の知識を人のためにどう活用したいのか? を決め、そこに向かって勉強をしたり実務を積んでいくことで、未来を引き寄せることも必要です。そういう意味で、「仮にHPを作ってみよう」という提案をしました。「検索回避」の設定にしておけばいいのですから。
いざ自分についてまとめようとすると、たいてい言葉に困ることに気づきます。私も駆け出しのころは、自分が言いたいことと似ている人の言葉をコピペして、つぎはぎだらけみたいになっていました。それでも、何人かのコピペなので、(笑)割と自分に近い状態にはなっていたと思いますが、それでも違和感満載です。
自分らしいセンスで書けるようになるまで、かなり時間が掛かるものです。ともあれ書けるようになるのを待つのではなく、今できる限り近い言葉で書いて日々アップデートしていくことが、未来を手繰り寄せるやりかただと思います。
こちらが質問しても、まだ答えが曖昧なクライアントさんでしたが、曖昧であるからこそ敢えて質問をし、言葉にすることにトライしてもらっている感じです。だんだんと経験が増える中、自分の答えが見つかってくるでしょう。
自分の答えが見つかっているからHPにしたほうがいい人もいるし、自分の答えを見つけるために、形からはいってみることも大事です。どっちで攻めるか? その人の好みでしょうか。
まだSNSがない2000年ころ、ビジネス用途でなく自分の趣味をHP上でまとめている人たちが出現し始めました。その人たちの動機というか、そんなノリでHPをつくるなんて人は、今はいないのでしょうかね。なんだか私のHPは、そういうノリかもしれませんね。(笑)
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