『ひとみの部屋』文字起こし(1):情熱をさがして。

◎先日の『ひとみの部屋』の15分の対話を文字起こししました。

ひとみ:テーマは、未来を決めるです。

クライアント:全然決まっていない感じなんですけど。なんですかね。決まってないから、これはぜひ参加しなければと。んー。訊いてもらったらでてくるのかな?

ひ:決まっているようで、決まっていないですよね。自分でやってみたいなんてこと言ってましたが、コロナで…

ク:なし崩しにずっとなっていますね。

ひ:本当にやりたいことは何でしょうか? 中国語そろそろ教えるとか、言ってましたけど。

ク:会社の人と話していたのは、2025年に大阪で万博だから、著名な方の通訳とかやっているんじゃないかとか言われて。でもつてがないですけどね。

ひ:じゃあ、つてを作ればいいですね。

ク:そうですよね。

ひ:もっと通訳やりたいんですよね。今は会社の中だけ?

ク:そうですね。会社の中なので背景がわかっているし、繋げるのがわかっているから、自分が思ったこと、理解したことも含めて伝えればいいので。それをやっているので、一般の通訳より、社内のほうが楽っていうのがあって。そうじゃなくて、一般の通訳の方をやってみたいかなって。

ひ:どうすれば実現可能に?

ク:語学学校のつてで、3回くらいやりましたけど。もっと他の会社にも登録するとか。

ひ:いくつか登録したいところあるんですか?

ク:また別の学校があるんですけど、受付はしているみたいなんですけど、申し込みの仕方がわからなくて、登録しようと思ってサイトにいくんですけど、どうするかわからないから、諦めて…

ひ:電話すれば?

ク:そうですよね。

ひ:ちょっとしたことで、躊躇しているのですか? 電話一本ですよね。

ク:ですね。翻訳でしたら、トライアルがあるのでそれに受からないと登録できなくて。前回だめだったので、それがトラウマになっているのかなとか。でも、前よりは細かいところもできるようになってきているんですけど、トラウマになっているのか、自信がないのかな?

ひ:アドラーは、トラウマ関係ないって言ってますけど。(笑)

ク:そうですね。勝手に思っているだけ。(笑)

ひ:勿体ないですよ。そんなに勉強しているんだから。

ク:そうですよね。

ひ:明日でも電話して。

ク:訊いてみたらいいですよね。

ひ:行きたい方向にコマを進めたほうがいいですよ。宇宙がそっちに進みたいんだと、わかるじゃないですか。思いついたことを一歩進めないと、次の展開が見えてこないから。どうしようかなで躊躇していたら、それ以上先のゲート開かないから。

ク:そうですよね。

ひ:これはゲート開けていかないと。

ク:そうですよね。

ひ:他にもゲートを開けようとして、開けて、閉じて、みたいなことしていることあるんですか?

ク:あははは、ちょっと違ったみたいな…あるのかな?


ク:通訳ボランティアみたいなのも、あるんですけど。事前に研修とか受けて・・。ちょっと興味あったんですけど、それもまた、ちらっと見て、閉じてみたいなかんじで。

ひ:ほー。それも。通訳ボランティアって、登録するんですか?

ク:医療通訳は、ボランティアで登録って聞いたことがあって、実際にクラスの人たちも登録しているのを知ってます。

ひ:一つは、自分のやりたいことをやるには、登録するってことですか。でもそれって、登録するってことは、自分では動かせないことじゃないですか。自分さえ動けば夢叶っちゃった、ってこともできることあるんじゃないですか?

ク:前に堀口さんから教えて欲しい人と、教えたい人とのマッチングの登録をしてみたらという話もしてましけど、そういうのもあるのかな。

ひ:それも、人を介さなくてはいけないから、自分でできることではないですよね。前に言っていたのが、YouTubeの字幕を友達のために、ほぼ徹夜でやっていたじゃないですか。そういう、情熱みたいの欲しいですよね。


ク:あ、そっか。あれなんかね、誰にも頼まれていないのに。(笑)

ひ:数日後消されちゃったみたいですけど。(笑)

ク:そうそう、やり終えたとたんに消えてしまったという。ありますね。あんな感じ。

ひ:あれは、誰も解さずに、自分がやりたくてやったじゃないですか。そういうのをやるんです。


ひ:よく、これをやりたいから資格を取らなくてはいけないとかって、先延ばしになるじゃないですか。それよりも、今これをやりたいというのを自分でやれることもあるはずなので。そこの思考になっていないですよね。

ひ:あ、そうなんです。あ、それでかな、登録したとしても、いつ仕事がもらえるかわからないし。登録している人はいっぱいるし、というのが、躊躇する一つの要因になっていたかも。

ク:だから、人を介さず、ダイレクトにやるというか。友人で、バスケのコービー選手の動画を日本語訳した人がいて、彼は子供のためにインタビューを英語にしてYouTubeにアップしたって。そのあとすぐに事故があったから、すごいショックだろうなと思ってメールしたら、すごくショックを受けていて。でも、それからもほかの動画も字幕つけたって言っていて、息子さんに見せたくて。それはボランティアじゃないですか。自分が好きでやっているという。なんか、熱い友人なんですけど、そういう情熱で、やるというか。友達に知ってもらいたいから絶対訳すんだとか。中国の友達にもできるし、そんなことでもすぐに通訳できるじゃないですか。

ク:確かに。

ひ:そこの思考がないと、実現するにあたって、人を介さないといけないとか、そうじゃなくて、今自分でできることを夢叶えよう。姪っ子とそのうちYouTuberできたらいいなと思っていたから、セッションのメルマガのインタビューにでてもらいましたけど、もう夢が叶ったなぁって。しかも、いいものができて、ワンテイクでできて、やろうと思えばすぐに実現できるから。だから、思考を変えて、登録したらできるというよりも、今できることをすることを探していったほうが、すぐに楽しい。

ク:それ、今聴いて、楽しくなってきました。

ひ:なんだっけ、いま深センというところが、Futureなところなんですよね。

ク:ああ、香港との境のところ。

ひ:そうそう、なんか、たまたま動画でみて、こんなところあるんだ~って、行ってみたいなって思ったんですけど、行ったことありますか?

ク:あ、住んでました。

ひ:あら、えー!

ク:20年前の話。

ひ:いま世界中から注目されてますが。

ク:でも危ないかも。

ひ:ハイテクな感じなんですか?

ク:今、ハイテクなんだと思いますけど、全国からいろんな若い人が集まっているから、ちょっと危ない感じもあります。

ひ:住んでたんですか?

ク:20年前だから、荒野みたいなところ。工場だけポツンでした。

ひ:おー!昔を知っている。それ面白いじゃないですか!そういうのがあるのなら、ここ住んでましたといいながら、中国の動画を紹介することもできるし、日本語字幕つけることもできるし。15分経過しましたが、しゃべってみていかがでしたか?

ク:そういう考え方もあるんだというのが、登録するというのは乗り気じゃないというか。そうだなと思いながらも楽しい感じがなく、勝手にハードルを感じてしまってましたが、自分でできることからというのは、確かにやっていた時は大変だったけど、楽しかったし、嬉しかったし、読んでもらっても嬉しかったし、日本語字幕ついていない動画もいっぱいあるし、つけます。


◎リバースフォーカスポイント

 途中から、「自分が今叶えられること」にフォーカスが変わり、クライアントさんの声のトーンや顔の様子まで変化していました。頭でしゃべっているのと、心の声と、トーンの違いがでるものです。心の声が話しているところは、ぜんぜんノリが違うんですよね。

 

 そして、視聴していたユニタスさんが私のかわりにユニークなフィードバックシートをコメント欄にアップしてくださいました!


『ひとみの部屋』  ゲスト:T さん 

Tさんのはじめの一言で、皆実は質問されることを 待っているのではないか!?と思った。 これからの「在り方」「未来」を決めるにあたって 何度も自問自答しているはず。 やりきっているはず。 1D1Uのユニタスさんであればなおさら。 ただ自問自答には限界があると思う。 なぜならいつも同じ方向性から、または同じ聴き方をする 傾向があるからだ。  

隊長は、Tさんの未来の扉を開ける鍵はこれかも!を 明確に目星をつけてターゲットをしぼり大胆に「質問」で切り込んでいく。 Zoom 企画を担当されたTさんの事前の自己PRが 大成功したのだと思う。 Tさんは「これがやりたい!」という未来を持っていた! いつ・どこで・誰の為にという詳細が視聴者の脳内で イメージできるくらい明確に。 羨ましい。。。

 アプローチ: 「新しいドアを隙間ほど開けてチラ見してすぐ閉める」 わかる~~~と深く共感してしまった。 隊長から今からできることが次々と提案されるとともに 思考の切り替え方までTさんのセッションに 便乗してちゃっかりインプット。 5年後チャイナドレスを着て通訳の夢をかなえている Tさんの晴れ舞台、大阪で拝見したい。


 このほかにも、ほかの方がレビューを書いています。まるで、映画のあとにレビューを読んでさらに深まるかのように。コミュニティーの新しい意義を見出しました。この公開インタビュー、これからもコンテンツとして続けていくといいのかもしれません!