あるクライアントさんが、ご自身の体験を小説のように書いていらっしゃって、セッションの中で次のイメージを作る感じで、2週間に1回30分セッションでフィードバックとアドバイスをしていく感じで進めています。まずは、書きたいことをありのままに書いている段階です。
主役がクライアントさんで、そのほか、A,B.Cさんと3人登場している物語。Cさんは、どちらかというと口の悪いキャラクターになっていて、脇役チックな存在でした。だからクライアントさんのなかで、Cさんはいなくても、自分の伝えたいことが伝わるだろうと思い、Cさんを消そうかどうか迷っていたそうです。
でもそこで気づきました。Cさんこそ、一番共感を生むキャラクターであるということです。私もかつてCキャラ成分含まれていましたね。(笑) 本当はCキャラの方々に一番読んでほしい話です。
それで思い出したのが、2007年ころベストセラーだった『鏡の法則』です。私は野口さんのブログのファンだったので、リアルタイムで読んでいました。コーチンングの勉強はしていたころでしたが、あの本を読んで自分のコミュニケーションが、親とのかかわりと関係しているということに、そういう知識ゼロだったので驚きました。だからタイトルが『鏡の法則』だったのかと。
そういうことを知ってしまったら、もっと親と仲よくしようと思いました。そのころの私は、父も母も仲が良くも悪くもない状態だったのです。親と仲よくなることで、私のビジネスも人間関係も変化するだろうと思いました。本当に人生を変えた本となったのです。
クライアントさんの書いている内容は、それくらいのインパクトがある体験談です。誰に向けて書くのか? 読む人がどのキャラクターに感情移入しやすいのか? それは主人公よりもCさんのほうです。もしかしたら、Cさんを主人公にするスピンオフがあってもいいかもしれないですね。(笑)
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