時間曲げテクニック。

「時間を曲げるって!そんな発想、考えたこともなかったです」。

 昨日のメルマガのご感想をセッションの時に頂きました。そして「時間がない」と感じることについてが、セッションのテーマになりました。

「15分延びるサービス」。

 お客様との時間が決まっているようですが、延長になることがあって、そこにネガティブな感情を持つそうです。これは、時間を曲げられていないですね。(笑)

 「伝えたいことがあって延びてしまいましたが、大丈夫でしたか?」とか、「ちょっとおまけしました」と一言相手に言ってみるようにするのです。そうすると、受け身ではなく、能動的に時間を使っているという感覚になり、時間に追われている感じでなくなります。


「家族との時間、自分の時間を削ってしまう」。

 「家族との時間も取りながら、仕事もできているのはどうしてですか?」と質問をされました。実はサラリーマン時代の私は仕事優先でした。サービス業なので土日は仕事の日で、家族との時間をほとんど持てない状態は当たり前のようでした。お正月も連休をしたことがありませんでした。そんなワーカホリックな私は、独立をしても、仕事優先気味でした。ですので、家族ともそんなに仲良くしていませんでした。

 しかし姪っ子たちが生まれてからは、家族との時間のほうがだんだんと多くなりました。そのうち、家族との時間と仕事を両立できるようにもなりました。実家にいてもオンラインセッションもできるからです。そうなると、家族との時間を優先させてから、仕事をする状態が可能に感じられるようになりました。私の仕事の形態が、オンラインで済むというのも大きいですが、仕事をよりよくするために、実は家族との時間や、自分の時間を優先させるほうが効率的であるような感覚になっていったのです。

 空いている時間にいかに効率的に仕事を入れていくか?とか、どの仕事がどれくらいの時間があればできるのか? を把握しているので、家族に頼まれた用事を済ませてから家に帰って、夜9時くらいからブログを4記事書くなんてこともあります。でもそんなときは、家族と過ごしている間に、テーマくらいは決めておいたらすぐに書けるので、歩きながら頭の中でイメージングをするという技も身につきました。パソコンに向かうのは、タイピングするときだけ。考える作業は、パソコン上で行わないということです。そんな風に、家族との時間や自分の時間も両立させることで、どうやって効率的にやったらいいか?など考えるようになっていったわけです。また、身近な人を大切にできていない気持ちがあることが、仕事がはかどらない理由にもなると思っています。

 これが時間曲げテクニックです。タイムマネジメントではなく、自分に時間を合わせていくのです。時間に追われていると感じるのなら、自分が時間を追うような感覚を身に着けていきましょう。うまくいかないときは、リバースフォーカスです。

P.S. 今日は、鬼滅の刃を優先させました。(笑)