未来の先回りができるという、すごい境地。

 「2020年どうでしたか?」とクライアントさんからセッションのアイスブレイクの時に質問されて、「いろいろ成長できた」という風にざっくりと答えました。

 詳細を考えてみると、基本的にオンラインで仕事をしていましたが、コロナ禍でオンラインが一般の人にも普通になってきたことで、さらにいろいろな可能性を自分自身で試したり、オンラインコミュニティー内では、ユニタスさんにもホスト役や公開セッションにも参加してもらうようにもなりました。1D1U コミュニティー大進化です! 英会話も上達しているのを感じますし、何もかも一気に進化した気がしています。

 クライアントさんの質問の意図としては、ビジョンボードをつくろうと思ったときに、今年はいろいろと手に入れることもできたから、この先、あまり思い浮かばないので、聞いてみようと思ったようです。

 そうなんです。高層マンションに住みたい!とか、いろいろなところを旅行したいとか、ブランドのバックも買ってみたいとか、東京ビックサイトで講演をしてみたい! ボイトレ習いたい! ヨガもやりたい、英会話も習いたい! とか、それらは過去の私のビジョンボード的なラインナップでしたが、そういうのを達成したあと、いったい何をビジョンとして描くのか? 

 描けないと気づくとき、外側のものを満たしても、自分の内側は満たされていないことに気づいてしまうのです。昨日のメルマガもそのようなことを書きました。どんなに難しい国家試験に合格したって、どうなりたいかわからないと、路頭に迷ったりするのです。

 私も外側の満足である年収も自分の思い描いた以上の数字を達成し、だから会社を設立して、代表取締役社長になったって、満たされていない感じがしていました。というか、そのころ、いちばんやさぐれていました。ものすごい売上だぞ! と、誰にも自慢できないことにも不満でした。(笑)

 でもある意味そこを通過したからこそ、次のステージへと行ったわけですし、我ながらよく頑張ったのだと思います。

 次のステージは、本当に楽しくなってきています。これまで「ワクワク」という言葉が私の辞書にありませんでしたが、もしかして、これからそういう言葉が私の辞書に新語として登場するのではないかと、複雑な気持ちです。(笑)この前の宮迫さんと西野さんの対談のように。特に18分以降からオススメです!

 クライアントさんには、次のステージへ行くために、自分の内側を満たすことと、予防の医学的なフォーカスの仕方を新しい枠組みとして示しました。

 何かをやり始めたころは、問題を対処しながらしか進めないのですが、問題対処が終わると、未来の先回りができるという、すごい境地になります。


 そんな話をしているときに、クライアントさんが7つの習慣のマトリクスについて教えてくれました。その第二領域「緊急でない、重要でない」ところは、私の言う予防の医学的なことですね。メンテのためにカイロプラクティックに通うみたいなことです。7つの習慣によると、成功する人たちは、第二領域に時間をかけ仕事を支配しているそうです。

  いつから私はその軌道に入ったのでしょうか? 2011年くらいから入り始め、今年になって、それが完全に板についてきたような気がします。私にとっては面白い発見のセッションとなりました。


P.S. 本日12月30日(水)12:28~ 2020年最後の満月です。