自分の気持ちがわからなくなったら?

 1D1U Campにも参加されたことがないけれど、リピーターのクライアントさんの紹介ということで、Spin-off 10 にご参加された方がいらっしゃいました。なかなかコメントをするのにも勇気がいったそうですが、そのコメントにリピーターユニタスさんがまたコメントするようになっていて、『ひとみの部屋』にエントリーしてみる勇気も出てきたようでした。私が何もしなくてもいいコミュニティーになっている!(笑)

 Zoom初対面の15分間の『ひとみの部屋』がはじまりました。「どんなことを話したいか?」とお聞きすると、「自分の気持ちがわからなくなっている」とのこと。セッションがはじまって数分で、クライアントさんのほうから、どんなお仕事かをお話されていたので、だんだんとイメージが湧きました。

 私の質問2問目は「仕事を長期休んだことはありますか?」というものです。すると、16年前くらいに半年だけ、仕事が変わるタイミングで休んだことがあったとのこと。つまり、この16年は一度も長期的に休んでいないということになります。

 私の3問目の質問は、「仕事を休むことはできるのですか?」です。もちろん経済的なことも誰でもあると思いますが、仕事を減らすことはしているそう。しかし、ずっと働いてきたから、働かなくてはいけない焦りでいっぱいになっているようでした。

 

 自分の気持ちに気づきにくくなっているときは、ゆっくりすることが必要です。「ゆっくりごはんを食べたり、映画を観たりすることで、だんだんと感情を感じることができるようになりますよ。だから休んだほうが、健全ですよね」と私が言うと、「休むことを考えていませんでした!」とおっしゃいました。しかも、映画も「最後まで観なくてはいけない!」と思い、早送りでご覧になっていたそうです?!

 私も10年前に、自分の気持ちがわからなくなり、何をしたいか、食べたいか?もわからなくなって、家族旅行では母親に不条理にあたり、あとから母にメールで叱られるという事態まで…。それで、先日の1D1U 17th Camp のご案内に書いたように「今に生きる」ための修行に入っていったのです。★こちらの記事

  私も「休んではいけない」になっていました。マクドナルドに入社した時から考えると、社会人14年目のときでした。転職時に2か月ほど有給休暇を消化したことがありましたが、サラリーマンを辞めた日と独立した日の境目は0日(笑)。ずっと働き続け、しかも、仕事をしていないと不安に駆られていたのです。おかげ収入はものすごいアップしましたが、心が病んでいきました。

 2010年に「ゆっくりしなさい」とスピリチュアルカウンセラーに言われたとき、私も「そんなこと考えたことありませんでした」だったのです。実際、本当にゆっくりしてみたところ、別人として生まれ変わりました!今の自分はとても安心感でいっぱいです。

 20代のころと40代後半と、働き方は違って当たり前です。私も35歳くらいのときに、「これからは長い間仕事をしていくための走り方に変えるのだ!」と気づいたことがありました。だからといって、今も挑戦は続いていますが、体のメンテナンスと自分を大切にする自己基盤を整えたうえでのことです。

 「今に生きる」というテーマは本質的です。自分を大切にすること、感謝に気づける、今が未来になる視点を持つこと、今の自分を意識すること、未来からのメッセージを今見つけること‥‥。2010年を境に激変した私を目撃しているのは、母が一番かもしれませんね。

★1/13 新月より2021年最初の1D1U オンラインキャンプが始まります!昨日より受注開始しました。テーマは、「Present~今に生きる」