そのクライアントさんは、5年前に会社を辞めたときに描いていた未来に、今なっています。しかしその先を描こうとしても、「サロン兼用の広い家に住みたい」「もう少し時間的に余裕を持ちたい」ということくらいしか、思い浮かんでいないようでした。
いったい、私はどんな視点を提供したでしょうか?
どんな社会貢献をする人になりたいか? 自分のミッションは何か? というビジョンを描いていますか? そのビジョンのために、自然と広い部屋に住むことが必要になったり、するんじゃないですか? 自分がどうしたいか? というよりも、もっと広範囲で、世の中に対してだったり、自分の提供するものはなにか? を描くときにきてますね。
クライアントさんは、その視点で未来を描いたことがなかったようでした。「自分がどうなりたいか?」だけでは、想像力も広がらないはずです。セッションのなかで、さらに質問を投げかけ、具体的に言葉にしてもらいました。そうしたら、これから自分のミッションが軸となれば、発信の迷いも消えそうだと言っていました。
私もONE DAY ONE UNITのコンセプトができたところから、ステージが上がった気がしています。それまで、自分のコーチングでクライアントさんたちは変化しているけれど、いったい何が自分のコーチングなんだろう? というのがよくわかっていませんでした。今はわかります。自己基盤を整えること。未来を創る今をどう過ごすか? これが私のメソッドなのです。
質問が変われば、未来が変わるものですね。
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