「相手の視座にたって、相手の思うことを想像するのが苦手ですね」という方に、「私も苦手だったけれど、自分と向き合うようになったら、自分もそう思うことあるなぁというところから、相手もそう思うこともあるだろうな~と、検討がつくようになった」と言いました。
昨日、4/28まで無料視聴できる『村上和雄ドキュメント「SWITCH」 遺伝子が目覚める瞬間』を視聴していたら、私が言った言葉がよりコンパクトにまとめられていました。
「自分を受け入れると、相手の気持ちがわかる」
「自分とつながることができたら、他人ともつながれる。それは潜在意識でつながれるから」
そうだったのか! と思いました。自分と向き合う時間を多くとったことで、自分とつながることができ、そして結果的に相手ともつながることができるようになったのです。さらに、それは潜在意識同士でつながることもできるから、相手の未来の想像まで及ぶことになったのです。
そもそも私はこの仕事を始めたのは、アパレル店長としてのセールスアップのために、部下たちの力を引き出そうという考えからでしたが、独立したらいろいろな人の傾聴をすることになり、「目標に向かって質問をする」人の方がむしろ少ないことに気づきました。ほとんどの方が、「自分の気持ちを聴いてほしい」人たちばかりだったのです。
私の苦手分野だと思いました。それからの試行錯誤は、傾聴DVDに語らているとおりで、自分と向き合う時間を多く持ち、さらに傾聴力を深めるために、メンタルケアの講座を受講しました。
そして、私はようやく相手の視座に立って、また、相手の相手の視座も想像して、傾聴ができるようになったのです。自分の試行錯誤の方向性は、直感の流れで決まっていったものでしたが、「相手のことを理解したい」いう自分の思いがあったから、辿るべき道を辿れた気がしています。今では、ある意味相手より相手の気持ちがわかるセッションをしています。(笑)
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