先月の15周年EVENT、「売り込もうとしないのに、売れる人が大切にしていること」の中で、独立5年目から自分の価値を高めることにフォーカスしたことを話しました。
その後読んだひろゆきさんの本の中でも、「自分の価値を高めていくこと」について書かれていました。
あるユニタスさんが「自分の価値を高める」ことを考えたとき、会社の仕事においても、自分から勉強をしていこうという意識に変化していたったそうです。しかし、会社内で推奨されている資格取得に関しては、いまいちピンとこずにモヤモヤしているようでした。
そこで私がサラリーマン時代のときに会社の目標に対して、どんな姿勢で取り組んできたのか?質問されました。
マクドナルド時代は、半年に一度業績評価がある会社でした。業績評価と能力評価があり、業績評価のほうは店長から割り振られた数値目標で、能力評価のほうは、「徹底性・達成欲・育成力・・・・」などマインドについて、自己評価するものでした。
そのような経験があったので、アパレルに入っても、数値目標とマインド目標を自分で持っておくことは、標準装備にはなっていました。
会社からは、店予算が与えられるくらいです。なので、自ら目標を立てていかなくては、モチベーションジプシーな状況でした。
また、私は転職と転職の間に有給休暇を120日消化していたのですが、その間にNY留学2週間へ行っています。なぜか?「もし、私がアパレル店長になるとしたら、ショップリサーチくらいはするだろう」と思ったからです。まだ店長になっていないころから、店長を想定して動いていたのです。
入社後のちょっとした土産話にもなりますし、店長になる意欲もアピールできます。案の定、入社して2か月後にアパレル店長に抜擢されました。ベンチャー企業のすごいところです。
つまり、自分の与えられたポジションのことをするだけでなく、自分より上のポジションにいると仮定して、やるべきことを自分で見出していくことが大事だということです。スタッフなら店長だと思ってやる。店長なら、社長と思ってやるということです。
そんな話をクライアントさんにすると、モヤモヤしているのは、自分の考え方だったのかと気づかれていました。きっと翌日から、今まで気づかなかった見て見ぬふりをしていたところが見えてくるでしょう。同じ場所なのに、景色が違う体験をすると思います。
言われなくても、NYでストアーツアーする。言われなくても店舗分析レポートを提出する。受け身だから疲れるのです。能動的ならパワーもアップしますし、給与もアップし、気づけば本当に社長になったのです。
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