自分がどうしたい?と考えるよりも、視聴する相手のことを考える。

 1D1U Campがはじまり、朝から、続々と皆さんの視点を変えたり、見えていないところにフォーカスを当て、見えるようにしたりしています。

 1D1U Camp 3回目の参加のある方は、2回目のユニタス企画に挑戦したいとのことで、20分セッションのテーマとなりました。連続して参加すると、次はユニタス企画に出ることを目標にしようとか、ひとみの部屋でライブセッションを受けてみようなど、手帳以外のメリットとして、さらなるポテンシャルを引き出す場になっているようです。

 ユニタス企画で話してみたいことは、「アクセサリーの魅力について」と話されていました。以前に販売をしていたお店のブランドに興味を持とうと、ご自身でもいろいろと購入してみて、だんだんとアクセサリーが好きになっていったようです。

 ユニタス企画で、皆さんに何を伝えたいのか? というと、「アクセサリーの魅力」ということ。具体的にお聞きすると、そのブランドのうんちくのようなものになっていったので、それでは視聴する人は楽しめるのだろうか? という話に。

 やはり、30分シェアするわけですから、印象に残る山場を作らなくては、つまらないプレゼンになってしまいます。発表をしたいとおっしゃるわりに、なにをどうしたらいのか? 悩みに入ってしまい、真面目な会議みたいになっていました。

 自分の好きなものを紹介をするとき、視聴者にもたらすメリットとはなんでしょうか? 


 自分がどうしたい?と考えるよりも、視聴する相手のことを考えたほうが、イメージはわいてくるものです。発表など経験が少ない場合、この視点を忘れがちになります。  


 1つは、好きなことを語っている人って、キラキラとしていて楽しそう! そんないいエネルギーが伝わって、聴いている方も嬉しくなるときがありますね。なので、「アクセサリーの魅力」というよりも、「私の好きなもの」みたいなテーマにしたほうが、楽しい雰囲気が感じられるのではないかと思いました。Love yourselfがテーマですし、自分の好きなものに囲まれて暮らす幸せという価値観が伝わるといいですよね。

 そして、キラキラしているイメージから派生して、私の脳裏に叶姉妹が突如出現しました。(笑) 思いついたら、言葉にしてみましょう。


 「タイトルを、『華麗なる(その人の名前)」にしたらどうでしょう?」と私が言うと、ついに大爆笑になりました。(笑)

 ここまでのつまらない会議から、ブレイクスルーした瞬間です! 『華麗なる・・』というタイトルならば、掴みもいいですからね。


 そしてさらに質問をしてみました。「大切にしているものは、諭吉何枚分の価値がありますか?」と。

 前回「福沢諭吉」のことについてユニタス企画をされた方だったので、第二弾にすると伏線回収できますからね。またも大爆笑となりました! 

 そしてタイトルは、「諭吉・・・人分の私の好きなもの」になりました。クライアントさんもお気に入りとなったようです! 


 ユーモアが入ったとたんに、人はイメージが膨らみやすくなります。タイトルだけでやる気が出たり、視聴する方にも興味を持ってもらえる自信がでてきますね。それから内容を考えやすくなります。


 「アクセサリーの魅力」だったところから、個性的なその人らしいタイトルに変わりましたね!