やる気スイッチ入れっぱなしにするには、どうしたらいいのでしょうか?

 「一体それってどうなっているのでしょうか?」ということを私はよく聞かれます。自分が普通にやっていることが、不思議に思われる生き物のようです。(笑)

 昨日の質問は、「隊長のやる気スイッチって、常にONなのかなというイメージ。なにかしようと思ったら、取り掛かるまでがすごく短くて、単純にできる。そこを苦労している人は、時間がない言い訳、環境が整ってないとか、未完了があるから、そっちを先にやらなくちゃいけないとか、始めるまでにタイムラグがある。やる気が出た瞬間にできないと、はじめるのが遅くなって、やる気が下がることがあったり、周りに影響されて、停滞することもあるし。隊長はその辺が速くて、そして次々とはじめるじゃないですか? それなのに時間が余っていくように見えるから、どうなっているのかなと。やる気スイッチ入れっぱなしにするには、どうしたらいいのでしょうか?


 私は、やろうと思ったら、すぐにやります。でもそのことは「いつかやってみたいな」とは思っていたことです。「やるぞ」と決めてからの行動が素早いということで、「やるぞ」と決めてから、やるまでに時間がかかることはあまりありません。クライアントさんは、「やるぞ」と決めてから、時間がかかってようやくやるとか、やっぱりやりはじめられないとか、そういう悩みでした。


 私は、あまり計画をすることが好きではありません。やりたいと思ったらやりたいので、思ったときの勢いでやり始めることが、一番楽しいです。

 今回の弾き語りについては、「いつかピアノを再開したい」とは思っていて、もしかして来世になってしまうかもと思っていました。(笑)そんなとき、ボイトレの先生に「引き語りをやってみたら?」言われて、それは面白い!とすぐに思ったので、その日から始めたのです。

 そこからクライアントさんが、今やろうと思っていることの話になりました。なかなか始めようとしないので、目のつくところに出しておけばやるだろうと思って、道具を手の届くところに置いておくようにしているそうです。

 その方法を聴いて私は思いました。自分に仕向けるかんじだと、「やらなくてはいけない」感じで、やりたくないことと、潜在意識は思うんじゃないですか?と。

 「やらなくてはいけないこと」にしていたから、やる気もなくなっていったのでしょう。それよりも「私はやる人だ」と自分のことを思っておくことが、やる人の考えていることです。やる気が持続している人は、読もうと思っている本も、出しておかないし、やらなきゃいけない書類関係も出しっぱなしにしていないです。だって、やる人なのですから。

 このライブセッションをご覧になった人は、「やるために私も出している」と言った人が何人かいらっしゃいました。でもその人たちも、やっていなかったのです。(笑)

 結局のところ、自分のことを自分でどう思っているか?が、自分を作っているのかもしれません。