ただいま1D1U Camp では、「MOVE感動」がテーマで、「感動した映画ベスト3」などシェアしていただき、とても盛り上がっています! そして、皆さんのリストをまとめてみたら、ものすごい量になったので、1か月くらい映画セレクトには困らなそうです。(笑)
『ひとみの部屋』では、こんなトピックがありました。
「感動を押し付けられる感じ場合と、インスパイアされる場合と、伝え方にどんな違いがあるのでしょうか?」
確かに違いがありそうです。「絶対いいわよ!」と言われると、ちょっと押し付けがましいですが、単に感想だけ語られると、一緒に追体験できる余白があって、こちらから推したわけでもないけど、相手も体験したくなるのでしょうか。私は「絶対にいいよ!」とは、絶対に言わない約束にしています。
またブログの中でもいろいろな感想を書いてきましたが、私の記事がきっかけで電化製品を買ったり、モノ、服を買ったり、旅行先を決めたりする人がいらっしゃるようで、与論島の観光大使になってもよさそうですよね。(笑)
さて、そんな話から気づけば、「どうやって生徒に提案を伝えればいいか?」という話題になっていきました。もっと家でこんな練習をしたらどうかとか、その日のレッスンの様子を親御さんにどう伝えるか? など、難しいと感じているようでした。
私は言いました。「何を話していいかわからないときは、相手に質問をしましょう」と。とくに、英語のレッスンでは"How about you?" で私は切り抜けています。(笑)こちらから聞くと、先生は嬉しそうにいろいろなことを話してくれます。みんな話したいのです!
コーチの仕事をしていると、相手に質問されたときも、相手の状況をまずは共有したいと思って、質問返しで聴くことがあります。そうしないと、「もうそれやりました」となることが非常に多いからです。なぜなら質問になっているということは、相手の中で相当試行錯誤した後のことが多いからです。相手の進捗をまずは聞いて、共有できたあとから、一緒にソリューションを考えると、うまくこちらの提案やアドバイスも入っていくでしょう。
なので、「伝えるまえに、質問をする」ことをやってみてはどうかと、スキルをお教えしました。こちらが「何か言わなくちゃ」となっているときは、だいたい相手の話も入ってこないことが多いのです。だから、「何か言わなくちゃ」の時間稼ぎにもなる「質問」を活用してみようとすると、もっと相手の話を聴けるようにもなってくるものなのです。
その結果、相手にピッタリのフィードバックを伝えることができるでしょう。
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