「お金を節約しなくてはいけない」と親からよく言われていたからなのか、ある程度金額のする自己投資には躊躇してしまうところがあると悩んでいました。お金を使うことで、素晴らしい体験ができたり、自分にスキルを身に着けることだってできるのに、もったいないですね。
ほかの理由としては、自己投資して回収ができないのではないかと思ってしまうようです。しかし、大学に行かせてもらったことで、今の仕事につながったわけですし、循環しているという事実もあるのではないでしょうか。
お金がなぜだか使えないようですが、貯蓄はされているそうです。貯蓄分を取っておいて、他は使うこともできそうですよね。それに若いからこそ体験できることにお金を使わないと、歳を取ってから旅行へ行こうとも、今ほど自由に動けるわけではありません。若いうちに、学びや体験にもっとお金を使ってもいいのではないでしょうか。
さらに本音が出てきました。お金の管理は家族任せのところが多く、自分で運用しているものはないというところが、不安の要因のように見えてきたのです。
ということで、「自分で積み立て口座開設すればいいですね。自分の安心用に」と、最後着地しました。お金系のYouTubeでも、口座開設のやり方まで解説しているものも最近多いですね。クライアントさんもやろうと思っていたけれど、止まっていたようでした。
こうして話しながら、不安の正体を突き止めることができました。「自分の未来を縛っていたのはお金だったのですね。自分ではお金への執着かと思っていたら、お金への不安だったのですね。言い訳せずに、自分でやってみます。今しかできない体験に投資します」とこれからの指針がまとまったようです。
なかなか話しづらいことも、10分も話せば自分の中にある不安要素に気づけて、そこに対して、安心できる打開策を見つけることができますね。寒ければ、温かい服を着ればいいくらいに単純なことでした。また人任せにせずに、自分でもやってみること。ここも安心感が増すところだと思います。そして、若いうちだからこそ経験できることにお金を使うことですね。吸収力だって、今日が一番若いのだから今がいいですね。タンス預金にならないように。
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