自分を責める→ストレス→甘いものがほしくなる。

「運動もした方がいいとわかっているし、甘いものも食べない方がわかっているんですけど、運動もできていないし、甘いものも食べてしまうんですよね。どうしたらいいのでしょうか?」というお悩みでした。ひとみの部屋は、日常のあるあるのお悩み相談にはちょうどいい20分になっているようです。

 現在、クライアントさんは身体の調子から、仕事の負荷を減らして働いていらっしゃるようです。それで自分があまり役に立てていないことにも、ちょっと罪悪感があるご様子でした。それでも勤務をして、自分のできる仕事を手伝っていますし、周りの人にも別に迷惑をかけていないご様子。それでOKとも言えますね。

 しかしクライアントさんのお話には、ところどころに自分を責めている言葉が聴こえてきます。「これでいいのかな?」とか、「もっとやらなくちゃいけないのかな?」とか、「あれもこれもできていない」とか、「甘いものを食べてしまった自分はダメだ」とか、そう思っているのでしょう。

「普段から自分を甘やかせれば、甘いものは要らなくなるんですよ。先日、スーパーでハーゲンダッツの新商品が大量に陳列されていても、ふーんって、素通りしましたよ(笑)」と私がいうと、クライアントさんが衝撃を受けたようです。(笑) 

 自分を責めることは、ストレスになります。ストレスを感じていると、抗ストレスホルモンである「セロトニン」を分泌しようとして、糖分が欲しくなることもあるそうです。このセロトニン神経は日光を浴びることと適度な運動を行うことで活性化されるようですから、やはり運動ができていないことも、甘いものを欲する原因になっているようですね。

 つまり、脳の仕業とも言えそうです。自分を大切にして、スイーツの代わりにフルーツにしてみたり、適度な運動をすることで、脳にどんな変化が出てくるのか、検証してみるのも面白そうです。

「自分を大切にする→リラックスしている→幸せを感じられる」になるといいですね!