背中を押す人に選ばれる。

 ごくたまにですが、友人が私に話しを聴いてほしいと電話してきたり、ごはんに誘われたりすることがあります。先日もたまたまそんなことが、立て続けにありました。

 20代のころからの友人から、久しぶりに電話がかかってきました。ごくたまにしか会わない友人ですが、すぐ過去からの続きに戻れます。(笑)



「私って、前からTさん(ロック歌手)のファンなんだけど」


「うん、知っているよ」


「知ってるよねぇ」


「でも、ファンクラブに入ったことがないんだ」


「えーそうなの?かなり前からファンなのにね」


「そう。意外でしょ」


「うん」


「子供の時、ファンクラブに入りたいって言ったら、親にそんなの入るなって、禁止されたことがあるの。もう、入ってもいいよね」


「ファンクラブ入りなよ!」


「あははは。そう言ってもらえてスッキリするね」


「子供の頃の夢は、大人の自分が叶えてあげないとね」


「わー、いいこと言うね。ありがとう。とてもすっきりした!」


 ということで、3分くらいの会話でしたが、友人の背中を押せたようでよかったです。周りの人の中でも、私が背中を押す係に選ばれて、光栄でした。(笑)