コンフォートゾーンを抜けたのに、後悔。

 あるクライアントさんが、コンフォートゾーンを抜けたのに、これでよかったのか?と思うことが最近多いそうです。一緒に働いている人たちは若い人たちばかりだし、仕事の処理能力がスピーディーで、自己嫌悪になるそうです。

 同時に、年配の人たちが、仕事も変えずに居座る理由もなんだかわかったのだとか。いわゆるお局様のことだそうです。今いるポジションに居続ければ、新しい仕事も覚えなくていいですし、楽に仕事ができるからです。とくに、転職がそれほど主流でもない時代に生きてきた人は、当たり前のことかもしれません。

 でもそんなお局様にはなりたくなくて、チャレンジをしたクライアントさんです。だったら今、困難に直面していることは、お局様ルートに乗っていないわけです。自分の望んだ通です。

 仕事のスピード感は、新しいテクノロジーを使いこなせないこともあるでしょうし、子供の頃からスマホ世代と比べると、やはり違いはあるでしょう。

 一方経験値で言えば、コミュニケーション力やメンタル面では、若い人よりも鍛えられているのではないでしょうか。しかも、クライアントさんは海外で仕事をされているので、日本でコンフォートゾーンを抜けるよりも、さらにハードルの高いことをやってのけているではないですか! 

 そんな風に、ポジティブな側面を承認できたことで、コンフォートゾーンを抜けた自分を褒めてあげることができたようです。ひとみの部屋15分セッションで、自己肯定感が上がり、エネルギーが高まっていくようでした。