「迷いが生じやすい」のはなぜ?

 「迷いが生じやすい、決断が極端になっている・・・」ということが話しながら出てきました。継続してセッションをご依頼いただいているクライアントさんで、2年前くらいの初めてのセッションは、「自分の気持ちがわからない」というところからのスタートでした。

 今思えば、「我慢」をすることで、自分の気持ちに蓋をしていたようでした。セッションを通して、自分の本当の気持ちに気づくことだったり、自分がしたいようにしてもいい、ということに、だんだんと許可できるようになりました。
 旦那さんや家族の人たちにも、自分のことを話したりできるようになっていきました。コーチングセッションも、なかなか行動が進まなかった時期は、セッションの頻度も消極的だったのですが、今は最低月1回は、セッションを受けたいという気分になるのだそうです。それも変化です。

 しかし最近、旦那さんとの会話で言われた嫌味のように感じる一言で、グラッと揺らいでしまうことがあったようでした。自分の我慢していたことを言うようになったら、色々と配慮してくれるようになったそうです。なので、現状としてはクライアントさんの願っていたとおりに叶った現状になっています。どうしたのでしょうか?

 私は、客観的な感想を伝えました。

「いろいろと願いを聞き入れてくれている旦那さんに、『ありがとう』って言ってますか?」と。
「別に『ありがとう』と言ってもらいたくて、助けているわけじゃないけど、『ありがとう』の一言が少ないよね」と話しているのを聴いたことがあります。私も同感しました。
 クライアントさんもそういわれて、思ったよりも「ありがとう」と言っていなかったことに気付かれました。



 もう一つの話題へと進みました。
 いろいろと願いを聞き入れてくれる旦那さんですので、あるときこのタイミングでこのお願いは言いにくいな、と思いながらも、友達の方にはOKを出していたことがあって、その当日になって「実は約束をしている」と話したそうです。すると、やっぱり旦那さんは受け入れてくれたようでした。だけど、クライアントさんは、この決断のことを今でもくよくよとしているというところです。

「最近、私決断が極端なんです」

「違和感があるということは、顕在意識と本心が別ってことです。迷いが生じやすくなっているんだと思いますよ。本心では、旦那さんを大切にしたいと思っていますよね、でもやろうとしていること、違いますよね。そこが迷いです」


 クライアントさんは、「我慢をやめる」→「自分のやりたいことに耳を傾ける」というプロセスまで進んだところで、今度は違和感が生じてきている。あっちとこっちと両方針が振り切ったところで、今度こそ「心の声を聴く」ことが大事になってくるのだと思いました。

 早速、セッションの後のやることについても、迷いがあるようでしたので練習してみることになりました。
「本音」はどうしたいですか? と質問すると、「こうします」というのが、すっと出てきました。違和感のない感じを体感したようです。

 違和感の正体。頭で思っていることと、心で思っていることが違うのです。自分の心の声は何か? 「やりたい、やりたくない」という判断基準よりも、もっと深い何かがきっとあるんだと思います。



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