年齢の分過去が増えて、なかなか変わりにくくなってしまう。

 あるクライアントさんは、「転職」という大きなゴールが達成された後のセッションも続いています。最初「ずっとこのままなのだろうか?」という危機感みたいなところからセッションを受けられたので、クライアントさんにとっては、ここまでは本当に激変です。

 新しい職場になり、最初はやる気が出るものです。目標もクリアしていたそうですが、今では一番下に。社会人歴は2番目に長いけれど、職場では新人ということで、「成績は下位でも、まあしょうがない」みたいな位置になっていました。

 これではいけません! 中途採用ですので、きっと採用した側も「経験がある程度ある」ことも考慮しているはずです。「思ったよりも売れない」と残念に思われているでしょう…。

 私がアパレルに転職した時に、やはり中途採用の30代半ばの方々が何人かいらっしゃいました。20代からすると、お局さんの年頃です。私は27歳でしたから10歳年上だし、社会人経験があるから、やってくれるのではないか! と思いつつも、その経験が邪魔をして、こちら側の方針が伝えにくいなとも思っていました。

 中途採用の場合、経験があったとしても、その経験を生かすことよりも、実は違うことがだんだんと望まれていくように感じています。私もそうでした。10歳以上年上の人たちが、なかなか変わらなかったように、私も実はなかなか変わらなかったのです。結局社長から「前職のことはすべて忘れてください」と、入社1年後の28歳のときにきっぱり言われました。そこから私は激変したのです。今でも、そのポリシーは変わりません。「過去を振り返ることなく、常に新しいことをしていくこと」。これが、結果を出し続ける思考なんだと思います。



 40代ともなると、過去が増えてきてしまって、なかなか新しいことに踏み切りにくくなります。映画でも若者が出ている映画は、どんどん挑戦していくのみですが、40代以上が主人公になると、過去も清算しつつ、前に進むことを決意しないと、進めないんだなぁと、映画の世界と言えども、よく現実をあらわしているなと思ったことがありました。

 「常に新しくなる」ことです。新人の気持ちで、毎日取り組むことです。逆に異業種転職してしまった人のほうが、売れてしまうということもあるでしょう。同業であっても、今までの経験は捨てて、毎日新しいことにトライしていくことです。「新人だから一番成績が下」というレッテルが貼られてしまう前に挽回するように、危機感をあらわにしたセッションとなりました。



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