やりたいことが、自分レベルから使命感へ。

 1年前から月1でセッションを継続している専業主婦の方が、最初のころのフィードバックシートを見返したら、随分変化したと感じたようです。

 思えば、「自分が何をしたいのかわからない」というところからはじまりました。母親になり、自分からしばらく離れていたような感じだったからです。子育てに関しての悩みも重くのしかかっていたような感じです。それが今、「ニュースを見ると、他人事とは思えないんですよね。私には何かができるか? と考えるようになって」とおっしゃっていました。見方そのものが変わって、「可能性しかないですね」という心境になられているのです。ちなみに来週の月9の『me, too 第70話』は、子育て中の主婦の方の話で、やはり不安状態から90日コーチングオリエンだけで抜けたことが書かれています。何をするか? よりも、どう見るか? が人生が幸せに感じられるかのカギなのだと思います。



 クライアントさんは、1年前と比べると、自分レベルから社会レベル(使命感)へとテーマが変化しています。実際にクライアントさんが属するコミュニティーのなかで、クライアントさんができることを頼まれたりもし始めました。他力が働いて、流れに乗っている感じです。最近は、「自分が将来やりたいこと」に関連している人を引き寄せたりもしたそうです。
 実は、9年前にも私のセッションを受けられていた時期があり、そのときは「転職」がテーマでした。「自分一人で考えていたら、ぐるぐるして変われなかったと思います」とおっしゃっていました。自分にない視点が、新しい自分発見&成長へとつながっていきます。

 前回のセッションで、私がクライアントさんにある講座をオススメしたのですが、たまたまクライアントさんの家から自転車で行ける距離のある大学の講堂で講義が行われることに決まっていました。前回のセッションでは「場所は未定」と案内にあったので、今日の満月までに決定していて、これには本当に驚きました。

 ただ、旦那さんにもプレゼンして納得してもらったうえで勉強を開始したいとのことで、今回のテーマは、「どう旦那にプレゼンするか?」とありました。私の知っていることを色々とシェアすると、またびっくりなことが! 旦那さんの職業と重なっているところが殆どだったからです。私もその講座を勧めておきながら、「そういえばそうでしたね!」という感じで、話しながらシンクロニシティーに驚きました。旦那さんには「仕事の話をしても理解することが難しいだろう」とよく言われていたようですが、この講座に出ることで、旦那さんにもシェアできる内容であることもわかっていきました。一気に決心がつけられそうな材料がいっぱい見つかったわけで、プレゼンは楽勝でしょう。

 それから話は全く変わり、「ひとみさんの掃除のルーティンを教えてください」ということになりました。私が、床磨きは水ぶきで、雑巾でしていると言うと、「小学生の頃のようにですか? お寺でする感じとか?」と訊き返されてしまいました。(笑) 「クイックルワイパーのウエットのでやるのは、手抜きですから」と言ったら、笑っていましたが。

 ちょうど、英会話の先生にこんなアドバイスをされたばかりでした。「君の掃除セットを作って販売したら? どこでどの洗剤を買えばいいか? 面倒臭がる人がほとんどだから、セットになっていると助かるよね」と。私にとってもシンクロニシティでした。クライアントさんに、早速私のイメージする掃除セットの内容をプレゼンしたら「ぜひ買いたいです」と言ってくださったので。(笑) 
 これはすごいですよ。1週間お試しセットのように、洗剤を小瓶に分けたいと思っています。しかも、どこを掃除するか? どう掃除するか? の教本付きですので。お楽しみに~!