それを聞いて、どう行動へ落とし込んだのか? それが感性なんだよね。

 インタビューは、経験談を語る機会です。ノウハウにまとめる必要もなく、ただ経験を語るというのは、自由で楽しいことですし、聞いてくださるかたも、「へぇ!」と追体験を楽しんでくださっているようにも見えます。

 先日、ヘアサロンで雑誌を読んでいると、堀江貴文さんのインタビュー記事があり、すごくよかったので写真を撮ってキープしました。先月は、映画俳優のブラッドリー・クーパーの記事がよかったです。3年前は、槇原敬之さんのインタビュー記事にも感銘を受けたことがありました。インタビューというのは、本音がでるものなのでしょう。本でまとめられていることよりも、説得力があったり、何があってそういう考えが出てきたのか?を知れることが、なにしろ興味深いです。

 先月、近所の主婦をしているお友達とランチへ行く機会がありました。ランチタイムイングリッシュが開催されている場所で、たまたまお知り合いになりました。
 ランチ後は、彼女は英語の復習、私はメルマガのテーマを考える時間としました。私がノートを広げると、「え!意外とノートなんだね!」と驚いた様子。それは、私に直接会わないと見えない部分なのか、と気づきました。

 「感性が大事ですよね」とメンターの金井さんに聞いたことがあります。すると、「堀口さんが、それを聞いて、どう行動へ落とし込んだのか? そこが感性なんだよね」と答えが返ってきました。そうだとしたら、なかなかその部分は言語化していないな…と思ったまま、答えが出てきていませんでした。

 しかし、今年に入っての一連の流れから考えてみると、「え!意外とノートなんだね」の方を語るということが、感性を語ることなのではないかと気づきました。

 3月25日のトークイベントは、どこにポイントを置いて語るといいのか? が、ぼんやりしていましたが、ようやく見えてきました。

 人生を変える、発想が変わった言葉だけを並べても50%くらいな気がしていたのです。そもそもなぜ、人から色々と助言を頂けるのか?その助言をどう変換して、行動へと落とし込んで行ったのか? 同じ人から何度も助言を頂けるためになにをしているのか? というところこそ、大切な気がしています。私の発想が変わった言葉は、本から拾ったものはほとんどなく、人から教えてもらったものなのです。そこまで語れて、私の無意識の中で抱いていたイメージの100%に近づくことができるでしょう。
 実を言うと、ブログやメルマガでは、そこは「削る部分」にもれなくしがちな部分です。削る部分にこそ、大切なことが隠されているという発見が昨日ありました。

  
 奇しくも石井ゆかりさんの今週の魚座に、以下のことが書いてあって驚きです。
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 現実に起こる物事は、きれいに分けられないことがほとんどです。でも、私たちは「とりあえずわかりやすくする」ために、あえて「どちらかに収まらないもの」を、なかったことにしたり、切り捨てたり、否定したりします。
 しかし、貴方の世界ではその切り捨てられ、なかったことにされたものたちのほうが「強い」立場を得ます。きれいに整理され、美しく説明される合理的な話より、口ごもりながら、搾り出すように話される矛盾した話のほうがはるかに大きな説得力を持ち、受け入れられます。今週以降、そうした貴方の世界の発信力がいろいろな方面から必要とされそうです。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

 「切り捨てられ、なかったことにされたものたち」のかけらを拾い集めて、これからステンドグラスにする作業に取り掛かろうと思います。

★information

☆3/25(水)Spring Talk Event2015☆
「人が劇的成長、変化できる発想法に迫ります!」