漠然とした未来のイメージを言語化し、目標、行動を決めるセッション。

 今年で30歳になるにあたり、これからやりたいことの整理をしたい。普段自分に向き合って考える時間が持てていないとおっしゃっていました。その男性の勤める会社に届いたアパレル展示会のDMに私が載っていて、5年前から私のブログなどを読んでいたのもあり、いつか受けたいと思っていたコーチングをここで受けてみようと思われたようです。人が思いつくタイミングは、面白いものです。(笑)

 現在は、本業と副業をされていて、週7日フル稼働のようで、「何のためにこんなことしているのか?どこを目指しているのか?」とたまに思うそうです。漠然とした将来のイメージを言語化するセッションとなりました。

 漠然としたイメージとは、「地位、影響力を高める。周りの人を守れる力が欲しい。それをデザインの仕事でするのか? 最近ふと思った、空間を作るようなプロデュース業を通してするのか?」プライベートでは、掃除もしたいし、瞑想もしたいし、スポーツもしたいし…と、自分を整えることをしていきたいようです。

 でも、そう考えたとき、実際はそれに向かって行動をとっていないので、「口だけの自分であることを思うと落ち込むし、疲れて寝てしまって自己嫌悪」になるので、目標を決めて、具体的な行動を決めることが、今は必要なのだと感じているようでした。

「独立してやっている人たちに刺激を受けるし、英語もやりたいですよね。広いところへ行きたい。でもそれって、カッコつけ?」そう言いながら笑っていました。


 セッションの中盤辺りから、ぐっと焦点を絞り始めることにしました。クライアントさんが、「期限を決めるって、大事だといいますよね」とおっしゃったので、「会社を辞めて自分でやる、そう決めたとするとどう感じますか?」と私が質問をすると、「あ、そうか、会社を辞めること。40代は会社にいないだろうな…」と、会社を辞めることさえも、漠然としていたのか、ここでハタと気づかれたようです。



「じゃあ、独立するとしたら何をサービスにするか?考えましょう」
「独立した方向になっている?!(笑)空間、デザイン・・・」
「今のところはそれですね」


「で、独立するとしたら、どんな形態で?やるかってのもありますよね。友達とプロジェクトを回していくのかとか、1人でやるのかとか…」
「え?何で決めようとしているんですか? やりたいことは全部やるんですよ」
「ほんとだ。なぜ決めようとしていたんだろう?(笑)」
「ですね」


「辞めるタイミングはいつか、っていうのもありますよね」
「そうですね。例えば副業が忙しくなって、もうそれ1本でも大丈夫に感じた時とかね」
「そう考えると、もう結構いっぱいいっぱいです」
「じゃあ、辞めどき?」
「やりきった感が欲しいんだと思います。上司に認めてもらえる仕事が出来たとか。次のプロジェクトは、本気で取り組むのにはいいかもしれない」
「いいですね。それも併せて、将来の自分をもっと描けるように行動することが大事だと思いますよ」


「高いレベルに行きたいというのがいつも自分の中にあるんです」
「いいじゃないですか。じゃあ、引っ越しとか?」
「え!!!なんでわかったんですか? 引越ししたいって思っているって?!」
「なんとなく勘でそうかなと」
「引越ししたいです。シンプルになりたいんですよ」
「次の自分のステージに向かう引越しはいいですよ」


「やっぱり、イチローの言うように、積み重ねなのだろうなと思いました」
「そうですね。1つ1つのイメージを形にして、また次のイメージが広がる。30歳にイメージできなかったことが、35歳まで実力をつけたことで、次のイメージができるようになる。その繰り返しだと思いますよ」
「行動しながら輪郭が見えてくるんでしょうね」


 漠然としていたことが、対話をしながら具体的になって行きました。セッションは初めてだったようで、漠然がはっきりとしてきたことに驚かれていました。
 私は、質問をして、フィードバックをしての繰り返しです。例えるならば、ロッククライミングのように、次の足場をつくるのが私のフィードバックだったりします。

「いや~、今日はたくさん話しましたね。よかったです!ありがとうございました」

 帰りがけに私の近所の空間が素敵なビルをご案内しました。相手がどこに向かいたいか? をこちらが知っていれば、サポートするほうも、なにを見せてあげればいいのか? ってわかります。
 想いを口にすることは、さりげなく周りも巻き込んで行くのです。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

願いを周りに話していますか?

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