チャンスが来ているのに、進まない理由を考えてしまうとき。

 以前、セッションとセミナーに参加された方から、思考を整理する10個の質問のお答えがてら、近況報告も頂きました。

 1年半前のセッションで話していたときに、クライアントさんのなかでキーワードが浮き彫りになりました。そちらの分野に進むとなると、「仕事を辞めて勉強に集中する」というやりたいことをする方向のプランも考えてみたのですが、なかなか動けなかったそうです。それで、今年に入って仕事も続けながら、そちらの分野の資格取得をするという方向性へとようやく進まれたようです。
 一方、今の仕事は変わらず試行錯誤はしているけれど、改善が見えてこないままは変わらないそうでした。

 そんな中、クライアントさんの友人の方から、自分の興味のある業界の店長職の話を、これまでの経験と勉強していることも生かせそうだから、やってみない? とお話しを貰ったそうです。ですが、未経験の業界ということで、断ったとのことでした。
 しかしながら、やはり興味のある分野の仕事に関わることには踏み出してみようかなという気持ちは前よりも高まってきたようです。

 そして色々考えはじめると、今の仕事がうまくいかず逃げたいだけなのかな。もっとできることもあるのではないか。未経験の分野よりも、これまでの自分の経験を少しでも活かせる転職のほうがいいのかな。やっぱりやってみたいことをしたほうがいいのかな。まずはアルバイトをしながらスクールに行こうかな。と自分が納得できるように整理するには、もう少し時間がかかりそうだということでした。

 そのメールを拝見して、本当はやりたいけれど、やらない方がいい理由を左脳が考え始めているモードに突入のご様子にお見受けしました。
 これは、「やりたいことをやりなさい!」と背中を押さなければ! もし、私だったら、「願っていることがこんな形でやって来るなんて!」と喜び、「やってみます!」と即答するだろうと思えたからです。
 これはクライアントさんに、すぐに返事を出さなければ!という衝動にかられました。

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その後も色々と行動されているのですね。
追伸の方を読んだ印象としては、
今の仕事の中では、いい作戦が思いつかないでいるということは、
たんに、やりたくないことだからではないかと感じました。
自分にとって楽しい場所じゃないと、インスピレーションも冴えません。

自分が好きな○○業界の道へ進むことが、
これからの未来へつながるのではないでしょうか。
左脳で考えずにこころで考えて進まれることがポイントです。

今の仕事での店舗運営に携わったことは、
どこにいっても生かすことができるでしょう。
好きな方向へ進むことが、人生もより楽しくなるような気がします!

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また、そのお返事を頂きました。

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確かに、楽しいことでないから、どうすれば現状が良くなるのか、
イメージできないのかもしれません。
考えても、開いていかなかったのは、そういうことですね。
明日、友人に会うので、○○業界の話をしっかり聞いてみる予定です。
イメージが膨らみそうです。

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 やりたくないことをしているとき、なぜだかアイデアが浮かばないものです。だから左脳を駆使します。一方、やりたいことをしているとき、どんどん右脳にイメージが湧いてきて、行動も素早いものなのです。

 クライアントさんは、メールの翌日ご友人と会うとのことですので、このタイミングで私のメールを受け取ったことが、意味のあることになるかもしれません。