前回は、「新しい上司からの質問や言われる言葉におびえている自分がいるのでどうにかしたい」というテーマのクライアントさんでした。そのセッションでは、相手の否定的な発言におびえないで済む返しかたとして、「オウム返しで返す」というスキルを教えました。
「え? なんでそんなことを言うの?」と思うときは、誰しもあると思います。返答に困る場合は、そのままオウム返しで返し、あとから、自分としてはどんな感情を持ったか? 相手はなぜそのような言葉を使ったのだろうか? と理解してみようとする受け止め方をすれば、そこから自分の内側の何かに気づけるでしょう。
ということで、「フィードバック強化月間」という課題で、相手に惑わされない自分をつくることに取り組んでみようということになりました。
その1カ月後のセッションでした。なんと、クライアントさんにものすごい変化が!
「100冊本を断捨離」「ガラケーから遂にスマホに!」「いつも先延ばしにしがちだった、免許の更新を1ヵ月前に済ませた!」など、見て見ぬふりをする自分をついにLet it go! 出来ていたのです。しかも、以前よりも「話し方が飄々としている」ように聴こえてきました。(笑)
「個人的にFB強化月間をしたことで、予期せぬうみが出てきました。上司のコミュニケーションについて、職場全体の問題として表面化してしまったのです。今日はそのことについて考えたいと思います」が、今回のテーマになりました。
クライアントさんは、上司の言葉をオウム返しし続けていたら、客観的に捉えられるようになり、以前は、変に同意をしていたことが、自分をストレスに追い込んでいたことにも気づかれていました。つまり、自分はそう思っていないのに、「そうですね」とずいぶん言っていたということです。自分の本心と違う発言をしていては、それはストレスになりますし、自分で自分のことを信頼できなくなってしまうでしょう。そうした普段のひとつひとつのやり取りの変化が、クライアントさんの見て見ぬふりを激減させたようにも感じました。
「え? なんでそんなことを言うの?」と思うときは、誰しもあると思います。返答に困る場合は、そのままオウム返しで返し、あとから、自分としてはどんな感情を持ったか? 相手はなぜそのような言葉を使ったのだろうか? と理解してみようとする受け止め方をすれば、そこから自分の内側の何かに気づけるでしょう。
ということで、「フィードバック強化月間」という課題で、相手に惑わされない自分をつくることに取り組んでみようということになりました。
その1カ月後のセッションでした。なんと、クライアントさんにものすごい変化が!
「100冊本を断捨離」「ガラケーから遂にスマホに!」「いつも先延ばしにしがちだった、免許の更新を1ヵ月前に済ませた!」など、見て見ぬふりをする自分をついにLet it go! 出来ていたのです。しかも、以前よりも「話し方が飄々としている」ように聴こえてきました。(笑)
「個人的にFB強化月間をしたことで、予期せぬうみが出てきました。上司のコミュニケーションについて、職場全体の問題として表面化してしまったのです。今日はそのことについて考えたいと思います」が、今回のテーマになりました。
クライアントさんは、上司の言葉をオウム返しし続けていたら、客観的に捉えられるようになり、以前は、変に同意をしていたことが、自分をストレスに追い込んでいたことにも気づかれていました。つまり、自分はそう思っていないのに、「そうですね」とずいぶん言っていたということです。自分の本心と違う発言をしていては、それはストレスになりますし、自分で自分のことを信頼できなくなってしまうでしょう。そうした普段のひとつひとつのやり取りの変化が、クライアントさんの見て見ぬふりを激減させたようにも感じました。
さらに、職場全体の問題となった今、「チームとして私は何ができるのか?」という責任感も芽生えてきたとおっしゃっていました。今までは、そういう意識が薄かったのにと。自分でも成長ぶりに驚きのご様子でした。
セッションでは、否定的な発言になりがちな上司の背景について考えてみたりもしました。そうすると、「暇であることに罪悪感を抱く人」というのが一つ見えてきたのです。上司の否定的な発言の裏に自分自身を責めがちな人であると見えてきました。
また、上司のものの言い方として、「それは変よ」と、チーム全体の在り方を否定する発言ばかりで、「どうしたらいいのか?」について、お互いは歩み寄るところまで行けていないことも見えてきました。
クライアントさん側は、「上司は否定的な発言が多い」と捉え、上司の側は、「あなたたちのその考え方は変よ」で止まっていたということです。お互いに「へんへん」言っているままで、チーム全体として進んでいない状態だったのです。
つまり、クライアントさんのやるべきことは、「歩みより、同じゴールを目指していることを共有する」ということです。上司はとても行動力もあり、どちらかというと「私がやった方が早いわ!」という感じのプレイイングマネージャーのようにクライアントさんは感じているようでした。なので、「どうすればできますか?
私たちはここがわかっていないんですよ」と、上司が「わかっていて当然よ」と思っている部分を教えてもらうように歩み寄ってみることをしたいと、行動が見えてきました。
同じチーム内なのに、なぜ対立しているのでしょうか? ゴールは一緒のはずです。「へんへん」言っていないで、お互いのコミュニケーションのギャップについて、まずは考えてみることは、歩み寄る前に大事なことなのかもしれません。それには想像力が必要です。「相手に共感して欲しい」と求めても、相手は相手のことですから、いつ変化してくれるかわかりません。つまり、こちらが共感的理解をしてみることなら、今すぐ可能ではないでしょうか。
クライアントさんがこれから大きな変化をしていく、そんな予感をさせるセッションとなりました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手の言葉の背景を想像するくらい聴いていますか?
セッションでは、否定的な発言になりがちな上司の背景について考えてみたりもしました。そうすると、「暇であることに罪悪感を抱く人」というのが一つ見えてきたのです。上司の否定的な発言の裏に自分自身を責めがちな人であると見えてきました。
また、上司のものの言い方として、「それは変よ」と、チーム全体の在り方を否定する発言ばかりで、「どうしたらいいのか?」について、お互いは歩み寄るところまで行けていないことも見えてきました。
クライアントさん側は、「上司は否定的な発言が多い」と捉え、上司の側は、「あなたたちのその考え方は変よ」で止まっていたということです。お互いに「へんへん」言っているままで、チーム全体として進んでいない状態だったのです。
つまり、クライアントさんのやるべきことは、「歩みより、同じゴールを目指していることを共有する」ということです。上司はとても行動力もあり、どちらかというと「私がやった方が早いわ!」という感じのプレイイングマネージャーのようにクライアントさんは感じているようでした。なので、「どうすればできますか?
私たちはここがわかっていないんですよ」と、上司が「わかっていて当然よ」と思っている部分を教えてもらうように歩み寄ってみることをしたいと、行動が見えてきました。
同じチーム内なのに、なぜ対立しているのでしょうか? ゴールは一緒のはずです。「へんへん」言っていないで、お互いのコミュニケーションのギャップについて、まずは考えてみることは、歩み寄る前に大事なことなのかもしれません。それには想像力が必要です。「相手に共感して欲しい」と求めても、相手は相手のことですから、いつ変化してくれるかわかりません。つまり、こちらが共感的理解をしてみることなら、今すぐ可能ではないでしょうか。
クライアントさんがこれから大きな変化をしていく、そんな予感をさせるセッションとなりました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手の言葉の背景を想像するくらい聴いていますか?
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