幸せだけど不足感…。自分のマンネリ発想から抜けるには?

 以前のクライアントさんからメールを頂きました。色々バランスよくやれていて、幸せだけど不足感。アウトプットが足りないのかな? という結論に至ったそうですが・・・・。

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堀口さん

おはようございます!
近況報告させてください。
またコメント頂けますと大変ありがたいです。

最近は、仕事はやるべきことはやって帰ってます。
自分の才能を見つけたいので、面白そうなことはすべてやるをモットーに、
夜も週末も色々とやっています。
仕事に命をかけて成功するのが昔からの夢だったのに、
ワークライフバランスがとれた人生もいいな、と思ってきました。
しかし、一か月その生活をしてみたところ、何か物足りないです。
幸せだし楽しいけど、充実感が足りませんでした。

インプットは十分できているけど、
アウトプットが足りないのかな?という結論にいたりました。
また絵を始めたり、ブログを書こうかなと思っています。
堀口さんから見たときにこの状況どんな感じかコメント頂けると、
自分が見えてない部分に気付けるかなと思いメールさせて頂きました。

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○○さん

こんばんは。
最近は、いいバランスで過ごせるようになったのですね。
一時期のストレスフルな感じから脱したようでよかったですね。

物足りなさ、充実感がないように感じられていて、
それはアウトプット不足かなという結論ということで、
ブログか絵描きをしてみようかと思っているとのことですね。

おそらく、ブログでも絵描きでもない気がしました。
もし、やったとして、また何か足りないになりそうな。

何かまったく新しい創造性をしたほうが、
エキサイティングになるのではないかと思いますが。
自分の選択肢にないものを欲しているのではないでしょうか?

誰もやったことないものは何か?
そんな視点で自分らしいことを考えてみてはどうでしょう。

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 おそらく、クライアントさんが私にメールをくださった時点で、「絵描きでもないし、ブログでもないだろうな」と、自分でわかっているからだと思いました。「そうですね、絵描き、ブログを始めてみてはどうでしょう?」とは、絶対にならないなと。

 幸せだけど、不足感…がテーマのセッションは、ここ数年とくに増えている気がします。そんなときは、十分に傾聴して、本当にやろうと思っていることを引き出していくようなセッションをしています。

 おぼろげながら、何かは感じているはずです。言葉にしてみないと、下層の方にある本音になかなか気付けないのです。そんなとき、対話の相手がいることで、引き出してもらうことができます。誰を対話の相手にするか? 目利きはいると思いますが。基本的に、その人が自分自身に投げかけている質問が、相手にする質問になるので、発想の面白そうな人を対話の相手にするようにします。

 私は、自分が相談相手に選んだ人から「やってみたら?」と言われたことに乗るということで、自分のマンネリの発想から抜ける方法がひとつあります。相手のどんな意見もウエルカム! な気持ちで、相手の言ったことに絶対に反論せずに素直に聴いていくと、本当にいいアイデアソースに巡り会えたりできるのです。2つ目は、既存のアイデアにさらに自分なりの盛り付けを加えて、新しいものを考えてみることをよくやります。

 今回の質問集も、すでに質問本は色々とあるわけですが、私なりを考えてみると、「1000問」、「1000問の流れにストーリー性をつける」、「説明を省いて1000問のみ」、「質問の辞書」というアイデアを付け加えました。「イラスト」をお願いしたのは、1人の作業よりも2人の作業の方が楽しいし、私にとって励みになると思えたからです。

 既存のものに、「今までにない切り口」を付け加えてみるという発想で、何か新しいものを創造してみることが、きっとクライアントさんにとって、楽しみな取り組みになるのではないかと思います。自分が面白くなれそうなことを、自分に与えることが大事です。

 例えば、私は10年くらい2つのブログを毎日更新していますが、私が2つやっているからといって、「ビジネス的には、私も2つにした方がいいのですか?」というのでは、短絡的な発想になってしまいます。また、私の動機は「ビジネス的には」ではないです。

 4月の東京ビッグサイトの講演準備をしているときに、久しぶりに私がいたアパレル会社のHPを開いてみると、CEOの発言を目にしました。「アナログ集団を目指します」と書いてあったのです。ニヤリ&感動してしまいました。(笑)時代の逆を考えてみることも、発想を変える視点ですね。

 「自分がやったことがないし、周りの人もやっていないことは何だろう?」という質問は、よく自分に投げかけるようにしています。




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