上司や社内研修の場で、自分はダメなんだ…と、かなり追い詰められた状態で、5か月前に90日コーチングのご依頼を受けたクライアントさんとの5回目のセッションでした。
「堀口さんのおかげで、問題があっても気づくことが早いから、そろそろ職場でも自由にいろいろできるなと思ってきたタイミングで、予感通り異動になりました。今度は小さい規模のところで、勉強になりそうな上司の下になりました」とクライアントさんがおっしゃっていました。
私のセッションでは、対処法を教えるのではなく、根本から自分の捉え方を変えていくことについて、対話を進めていきます。根本から変わるというのはどういうことかと言うと、問題視していたと思っていたことが、問題として見る必要がなくなるという、解決の仕方です。だから、同じような環境、出来事にあたっても、問題にならなくなるのです。それが、もう同じ問題は起こらないと言われる所以です。
クライアントさんは苦しかったと感じていた部署でしたが、ピンクの花束をたくさんもらい、涙を流しながら、手作りの置物をくれた人もいたようです。「話をたくさん聴いてくれてありがとうございます」という言葉も言ってくれる人がいたとおっしゃっていました。
クライアントさんが変化したところは、上司に何を言われても、すべて真に受けていたところから、自分が選択できるという視点を獲得できたことです。選択の自由を獲得できたことで、自由を感じられるようになったようでした。
「堀口さんのおかげで、問題があっても気づくことが早いから、そろそろ職場でも自由にいろいろできるなと思ってきたタイミングで、予感通り異動になりました。今度は小さい規模のところで、勉強になりそうな上司の下になりました」とクライアントさんがおっしゃっていました。
私のセッションでは、対処法を教えるのではなく、根本から自分の捉え方を変えていくことについて、対話を進めていきます。根本から変わるというのはどういうことかと言うと、問題視していたと思っていたことが、問題として見る必要がなくなるという、解決の仕方です。だから、同じような環境、出来事にあたっても、問題にならなくなるのです。それが、もう同じ問題は起こらないと言われる所以です。
クライアントさんは苦しかったと感じていた部署でしたが、ピンクの花束をたくさんもらい、涙を流しながら、手作りの置物をくれた人もいたようです。「話をたくさん聴いてくれてありがとうございます」という言葉も言ってくれる人がいたとおっしゃっていました。
クライアントさんが変化したところは、上司に何を言われても、すべて真に受けていたところから、自分が選択できるという視点を獲得できたことです。選択の自由を獲得できたことで、自由を感じられるようになったようでした。
今回のセッションは、「なぜ、ピンクの花束ばかりなのか?」ということについて考えてみる流れになりました。(笑)クライアントさんは、もっとテキパキした人になりたいそうなのです。そのために、クールなメイク、クールな服選びを心がけているようです。
また、自分は暗い性格だと思っているのに、周りから見ると「明るい性格、前向き」と言われ、違和感を持つそうです。極めつけは、自分がテストしたストレングスファインダーでも「ポジティブ」が上位に挙がったことです。ひどく驚いたようでした。(笑)
「ピンクの花って、なんか、ぽわんとしているみたいで。堀口さんみたいにテキパキしたいです。なんでもできるような」
「テキパキに何でもできるイメージをお持ちのようですが、テキパキ見える人というのは、自分のことよくわかっている人なんですよ。何ができて、何ができないかを知っているんです。だからすぐに人に助けを求めますし。つまり自分らしくなるほど、テキパキするんですよ。ピンクの花のままでいればいいってことですよ」
「そうですかね。本当に思っていることを言うほうなので、嫌みに伝わらないとは言われます。わからないところも聞いたりできると思います。私も助けて、とよく言っています」
「ピンクいいじゃないですか~。女性でブルーとかもらったら男役ジェンヌでしょうね。(笑)でもなぜ、明るいと人から言われるとき、暗いのに、と思ってしまうんでしょうかね」
「自分では暗いと思っていると答えると、『え? そうなの』って言われるんですよ。異動というタイミングで、そういう思いがまた出てきたんですよね」
「前から思っているんですね。周りの人はそんなに思っていないのに、なぜ自分は思うのかですよね」
「自分が思っていたというよりも、子供のころ、暗いとか、冷たいとか、そう言われてきたんですよ。だけど、小学生の3年生のとき、これじゃいけないんだと思って、そこから協調性も大事だと気づき始めたことも覚えているんです」
どうやら、子供のころ周りから言われたことが、ずっとそのまま引っかかっていたようでした。「明るくなったんだ」と上書きすればいいだけのことなのかと言うと、そうでもないのです。大人の自分で、子供のころの自分について考えてみることにしました。過去の再構築です。
「子供のころの自分は、マイペースで、一人でお弁当を食べていても平気でした。だから大人っぽい子とか、クールな子だねと近所の人に言われていたりもしました。全然寂しくもなくて、大丈夫だったんですよ」
「なるほど。日本だと一人はまずいんですよ。(笑)私も小1のころ、『一人で遊んでいる』と母に言ったら驚かれて、母はお誕生日会を開いてくれたんですよ。それから、女子から人気がありますねと、担任の先生に言われたそうですよ。もし、○○さんがアメリカに生まれたら? 集中力がある子だね~。もしかしたらすごい才能を秘めているかも!流されない子だ! と言われていたかもしれませんね。(笑)」
「(笑)今思い出しました。自分のことを明るいと言っているひとは、『一緒にやろうよ』とすぐに言ってくる人ですね」
「なるほど!そういう人は、黄色い花、貰いそうですね」
クライアントさんが、突然「明るい人」のことを思い出して話されたというのは、自分で自分のことが見えた瞬間だったのではないかと思います。
次は、何色の花が届けられるでしょうか?(笑)
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また、自分は暗い性格だと思っているのに、周りから見ると「明るい性格、前向き」と言われ、違和感を持つそうです。極めつけは、自分がテストしたストレングスファインダーでも「ポジティブ」が上位に挙がったことです。ひどく驚いたようでした。(笑)
「ピンクの花って、なんか、ぽわんとしているみたいで。堀口さんみたいにテキパキしたいです。なんでもできるような」
「テキパキに何でもできるイメージをお持ちのようですが、テキパキ見える人というのは、自分のことよくわかっている人なんですよ。何ができて、何ができないかを知っているんです。だからすぐに人に助けを求めますし。つまり自分らしくなるほど、テキパキするんですよ。ピンクの花のままでいればいいってことですよ」
「そうですかね。本当に思っていることを言うほうなので、嫌みに伝わらないとは言われます。わからないところも聞いたりできると思います。私も助けて、とよく言っています」
「ピンクいいじゃないですか~。女性でブルーとかもらったら男役ジェンヌでしょうね。(笑)でもなぜ、明るいと人から言われるとき、暗いのに、と思ってしまうんでしょうかね」
「自分では暗いと思っていると答えると、『え? そうなの』って言われるんですよ。異動というタイミングで、そういう思いがまた出てきたんですよね」
「前から思っているんですね。周りの人はそんなに思っていないのに、なぜ自分は思うのかですよね」
「自分が思っていたというよりも、子供のころ、暗いとか、冷たいとか、そう言われてきたんですよ。だけど、小学生の3年生のとき、これじゃいけないんだと思って、そこから協調性も大事だと気づき始めたことも覚えているんです」
どうやら、子供のころ周りから言われたことが、ずっとそのまま引っかかっていたようでした。「明るくなったんだ」と上書きすればいいだけのことなのかと言うと、そうでもないのです。大人の自分で、子供のころの自分について考えてみることにしました。過去の再構築です。
「子供のころの自分は、マイペースで、一人でお弁当を食べていても平気でした。だから大人っぽい子とか、クールな子だねと近所の人に言われていたりもしました。全然寂しくもなくて、大丈夫だったんですよ」
「なるほど。日本だと一人はまずいんですよ。(笑)私も小1のころ、『一人で遊んでいる』と母に言ったら驚かれて、母はお誕生日会を開いてくれたんですよ。それから、女子から人気がありますねと、担任の先生に言われたそうですよ。もし、○○さんがアメリカに生まれたら? 集中力がある子だね~。もしかしたらすごい才能を秘めているかも!流されない子だ! と言われていたかもしれませんね。(笑)」
「(笑)今思い出しました。自分のことを明るいと言っているひとは、『一緒にやろうよ』とすぐに言ってくる人ですね」
「なるほど!そういう人は、黄色い花、貰いそうですね」
クライアントさんが、突然「明るい人」のことを思い出して話されたというのは、自分で自分のことが見えた瞬間だったのではないかと思います。
次は、何色の花が届けられるでしょうか?(笑)
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