どこに自分の時間を割くかを見極めると、人生どう変わるでしょうか?

 パートで働いている会社で、自分の苦手な仕事が回ってきて、色々と調べて努力してやっているけれど、仕上げられず、「もー嫌だ!」という気持ちになり、上司に「期待に答えられないので辞めます」と、思わずメールしてしまったようです。気持ちの整理のために前回のセッションから5日後、急遽セッションのご依頼を頂きました。

 私はそのメールの返事にこう書きました。
>「もー嫌だ」は、いいサインだと思います。

 その日のうちにセッションとなりました。嫌な状態をホールドさせるのも、潜在意識に良くないので、私はできる限りすぐに対応します。

 結果、セッションで色々なことが見えてきて、クライアントさん、スッキリです。その後こんなメールを頂きました。

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堀口さん

今日も本当にありがとうございました!!

あの後、車で娘を保育園に迎えに行って、
いつも通り何回も何回も切り返してやっと駐車場に車を入れて「ハッ」としました!
「人間は努力すればなんでもできるようになる」が、両親の口癖であったことに。
そして、何年運転しても、駐車が上手にならないことは、両親の口癖が間違っている証拠であることにも。

生まれつき器用な母は、私の車に乗るたびに「こんなに運転が下手くそな人がいるなんて」と呆れます。笑
それを彼女に教えるために私は彼女の子供になったんだと思います!

ただの嫌な出来事、で終わってしまいそうな事件から、
一転こんなにも沢山の気づきが得られて幸せいっぱいになってしまいました。

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 このメールを読んで私は、「次回、me,tooが楽しみです。笑」と書きました。すると、翌日に「途中まで書きました!あー、やっとワクワク感と、それを起こすメカニズムが分かってきました!」と、添付ファイルが送られてきました。

 この速さ驚きです。(笑)情熱が機動力になっていると、努力しなくてもサクサクっとできあがってしまうのです。
 今回、「もう嫌だ!」と思ったのは、仕事で「計画を立てて、提案してほしい」と言われ、できなかったからだそうです。色々調べつくして、エクセルも使いこなしながら、人にリサーチまでして、計画表を作ろうと試行錯誤したようです。頑張ったけど出来ず、「会社辞めさせてください」と、言うところまで責任を感じてしまったクライアントさん。

 セッションで、「計画を立てられないことで、前の会社でも弱みだったので、ここでできるようにならないと、また繰り返してしまう。やはり、できるようにならなくちゃいけない。これは試練かな」と反省をしていました。

 6年来のリピーターのクライアントさんですので、私はそれこそクライアントさんが繰り返していることに、気付いたのです。なんで、そんなに苦手なことに取り組み続けるのかな? と。
 しかも、試練と理由をつけて、さらに頑張ろうとしているのはなぜかな? と。もっと自分が簡単にできることに取り組めばいいだけなのに・・・。

 先日、あるクライアントさんが、こんなことを言っていました。

「最近停滞していますね…。セールスアップをどうしたらいいか? 難しい場所なんです。寒い、っていうことにもイライラしてしまうんです。仕事、頑張りすぎじゃない? と周りからも言われて」

「人とかじゃなくて、天気にイライラしているんですか?」

「はい…。今、うちの店250店舗中、殆ど下から数えた方が早いところにいるんです。いろいろやっているんですけどね…」

「そうですか。例えば、240位だとして、238位に上がったところで、本部はそんなに注目しないと思いますよ。(笑) そういうお店もあるとわかって出店していると思いますし。私だったら、そこまで頑張りませんね」

「プッ。そうですよね。あははははは。もっと自分の生活に、心のゆとりが持てるようなことに取り組んで行きたいです(笑)」

 そのエピソードを聴いたクライアントさんは、「深いですね…」と唸っていました。どこにフォーカスするか? どこに自分の時間を割くか? 見極めると、人生どう変わるでしょうか?
 その見極めができて、自分の取り組みたいところに取り組む。すると自信も生まれるのではないでしょうか。

 クライアントさんは、現状において、何をしているときが楽しいのか? が、いま段々とわかってきているところです。
 結局、計画を立てる仕事は外してもらい、他のチームで制作物をすることになったそうです。「嫌だ!」と言ったら、やりたいところにすぐに配属されました。(笑)やはり、いいサインだったようです。

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追伸:クライアントさんの衝動的な『me,too』原稿より。

 そういえば、6年前、そもそも彼女のコーチングセッションを申し込んでみようと思ったのは、堀口さんがアパレル店長時代に「売り場作りの本」を読んでみたが、『つまらなかったからやらなかった』と堂々とブログ書いているのを見て、「本がつまらないからやらない!?そんな人いるんだ。私は本に書いてあることは、つまらなくてもできなければならないと思ってしまう。でも、そういう自分はダサいと思う。堂々と本がつまらないと言える堀口さんという人と話してみたい」と思ったのがキッカケだった。

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そうだったんですね。(笑)

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このままだと、ずっとこのままかもしれない。
『90日コーチング』





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