「今、置かれている環境やチャンスを生かしきれていないと感じていて、歯がゆい。環境、チャンスを生かしたいと思っているが、うまく行動できていないと感じるのはなぜか?」というテーマでの単発セッションでした。4年前に90日コーチングでしたので、久しぶりです。
クライアントさんは、その後独立をされ、一度休業後再開し、法人化というところまで来ていました。4年前は、独立するならこれをする、というところはわかっていましたが、もう少しお勤めを続けて、成長してから、独立というイメージを持っていらしたかと思います。
収入も増えて、法人化といい方向へ進んでいますが、取引先にもっと提案などを期待したいと言われたようです。自分の課題とは感じるけれど、どうしていいか分からない…ということでした。
もっと熱意を持って、ミッションを持って…とも言われるようですが、そこまでの気持ちが自分にはないようにも感じたようです。独立して、ご飯は食べられるようになったから、これでいいかな…と落ち着いてしまうような、そんな気持ちにも似ているとのことでした。
「野望はありますか?」と私が質問すると、「野望????」と返ってきました。
一体何が足りないのでしょうか?
クライアントさんは、その後独立をされ、一度休業後再開し、法人化というところまで来ていました。4年前は、独立するならこれをする、というところはわかっていましたが、もう少しお勤めを続けて、成長してから、独立というイメージを持っていらしたかと思います。
収入も増えて、法人化といい方向へ進んでいますが、取引先にもっと提案などを期待したいと言われたようです。自分の課題とは感じるけれど、どうしていいか分からない…ということでした。
もっと熱意を持って、ミッションを持って…とも言われるようですが、そこまでの気持ちが自分にはないようにも感じたようです。独立して、ご飯は食べられるようになったから、これでいいかな…と落ち着いてしまうような、そんな気持ちにも似ているとのことでした。
「野望はありますか?」と私が質問すると、「野望????」と返ってきました。
一体何が足りないのでしょうか?
対話をしていくと、「恐怖心があるから、提案が出来ないのかもしれない」というのがみえてきました。確かに、恐怖心がなければ、あれもこれもやってみようとか、言ってみようとか、人は積極的になれると思います。
恐怖心は、そのままでいいのでしょうか? それとも向き合ってみますか?
私も、独立して最初のころは、軌道に乗せるために猛烈にやってきましたが、段々と、これでいいのか? とお客様からたくさん感謝の言葉を頂いているのにもかかわらず、その感謝の言葉さえ、自分の中で疑問視してしまうような気持ちになったことがありました。何度か人と衝突することもありながら、自分の浅さに気づいてしまったのです。段々無感情に近いかんじになっていきました。
今思えば、今年のピクサーの映画『インサイド・ヘッド』のように、「かなしみ」がキーワードだったのです。
自分がこれまで向き合ってこなかったことに取り組み始めました。ひとり旅をしたことがなかったので、逆にひとり旅ばかりしました。寂しがり屋のため、すぐ人を誘ってしまうところがありましたが、誘うのはやめて、誘われたときだけ行くようにしました。筋トレは慣れているけれど、動きのゆっくりのヨガをしたことがなかったので、ヨガをしてみることにしました。仕事は少なくして、趣味の時間を増やすことにしました。
ここに書ききれないほど、これまでと180度違うようにしてみたのです。ライフコーチという仕事をしているので、自ら実験と思って。2010年の映画『食べて、祈って、恋をして』のような向き合い方をモデルにして。
こんな話をクライアントさんにしたら、「今日のセッションは、すっきりしませんね(笑)」とおっしゃいました。私も、知人に何をしたらいいかわからないという悩みを打ち明けたら、「南の島へ行ってゆっくりしてみたら」とアドバイスされたことがありましたが、すっきりするどころか、「えーーーーー! 何言っているのこの人?!」となりました。自分の中では、もっと修行しなくてはいけないと思っていたので。滝に打たれに行くとか。(笑)
私にとって「ひとり旅」は、自分と向き合う時間でした。今まで向き合わなかった、自分の恐怖でもある「さみしさ」の感情にも向き合うことで、共感性も深まっていきました。旅行は色々なことが起きるので、感情がとても動くのです。
それから5年が経ち、20代のころに言われていた「強いね」と、今の「強いね」とでは、違った強さを身につけたと思います。20代のころは、自我の強さのことを言われたのだと思いますが、今は、柔軟性を持ったしなやかな強さだと思います。30代半ばまで、許せないことがいっぱいありましたし…。
また、20代は認めてもらうためというのが、一つのモチベーションでしたが、30代になると、リードしていく立場になるので、今までの泳ぎ方と変えなくてはなりません。自分を自分で満たすことが出来なければ、自我をなくして人のために尽くす境地へ、Spiritの成長へと進めないのではないかと感じています。
恐怖心があることを受け入れて、なぜ怖いと思うのかを見つめていくことで、強い心になっていけるのだと思います。そうすれば、自分が挑戦しやすい環境も整うのでしょう。積極的に提案もできるようになっていけることにつながります。
恐怖心は、そのままでいいのでしょうか? それとも向き合ってみますか?
私も、独立して最初のころは、軌道に乗せるために猛烈にやってきましたが、段々と、これでいいのか? とお客様からたくさん感謝の言葉を頂いているのにもかかわらず、その感謝の言葉さえ、自分の中で疑問視してしまうような気持ちになったことがありました。何度か人と衝突することもありながら、自分の浅さに気づいてしまったのです。段々無感情に近いかんじになっていきました。
今思えば、今年のピクサーの映画『インサイド・ヘッド』のように、「かなしみ」がキーワードだったのです。
自分がこれまで向き合ってこなかったことに取り組み始めました。ひとり旅をしたことがなかったので、逆にひとり旅ばかりしました。寂しがり屋のため、すぐ人を誘ってしまうところがありましたが、誘うのはやめて、誘われたときだけ行くようにしました。筋トレは慣れているけれど、動きのゆっくりのヨガをしたことがなかったので、ヨガをしてみることにしました。仕事は少なくして、趣味の時間を増やすことにしました。
ここに書ききれないほど、これまでと180度違うようにしてみたのです。ライフコーチという仕事をしているので、自ら実験と思って。2010年の映画『食べて、祈って、恋をして』のような向き合い方をモデルにして。
こんな話をクライアントさんにしたら、「今日のセッションは、すっきりしませんね(笑)」とおっしゃいました。私も、知人に何をしたらいいかわからないという悩みを打ち明けたら、「南の島へ行ってゆっくりしてみたら」とアドバイスされたことがありましたが、すっきりするどころか、「えーーーーー! 何言っているのこの人?!」となりました。自分の中では、もっと修行しなくてはいけないと思っていたので。滝に打たれに行くとか。(笑)
私にとって「ひとり旅」は、自分と向き合う時間でした。今まで向き合わなかった、自分の恐怖でもある「さみしさ」の感情にも向き合うことで、共感性も深まっていきました。旅行は色々なことが起きるので、感情がとても動くのです。
それから5年が経ち、20代のころに言われていた「強いね」と、今の「強いね」とでは、違った強さを身につけたと思います。20代のころは、自我の強さのことを言われたのだと思いますが、今は、柔軟性を持ったしなやかな強さだと思います。30代半ばまで、許せないことがいっぱいありましたし…。
また、20代は認めてもらうためというのが、一つのモチベーションでしたが、30代になると、リードしていく立場になるので、今までの泳ぎ方と変えなくてはなりません。自分を自分で満たすことが出来なければ、自我をなくして人のために尽くす境地へ、Spiritの成長へと進めないのではないかと感じています。
恐怖心があることを受け入れて、なぜ怖いと思うのかを見つめていくことで、強い心になっていけるのだと思います。そうすれば、自分が挑戦しやすい環境も整うのでしょう。積極的に提案もできるようになっていけることにつながります。
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