不安を手放しておきながら、不安を持ちこもうとしている矛盾って何だろう?

 心を動かされたもの、相手が目の前にいるときはもちろん、相手がいなくても、相手が人でなくても、私は感想を伝えずにはいられないタイプです。その場で感想を伝えることは難しいので、少し時間をかけて、ブログとして記事を書きながら、そのときの心の動き、視線をもう一度振り返ってみたりします。そんな感想や手紙を書く時間は人生を豊かにしてくれるときです。

 クライアントさんも、そういう方がいっぱいいらっしゃって、セッションの後は、感想を送ってくださいます。フィードバックは、自分に気づくときでもあり、ありがたいなと思いながら読まさせて頂いています。

 先日、対面セッションをしたクライアントさんは、時折セッションをしており、もう7年のお付き合いです。その方から、エッセイのような感想を頂きました。


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堀口さんへ

はじめに…

 先日は、セッションありがとうございました。また、突然にも関わらず有楽町ファッションツアーも組んで頂き、最高に楽しかったです。お初のワンピースに、まだ心が慣れていません。そのあとの、初RITZ体験も、タイミング的にばっちりで、幸せな一日を過ごせました。RITZの空気感たまらなくフィットしてこれから、通わせ頂きたいと思っています。ご紹介ありがとうございました。

 幸せな一日の土壌は、「暇なわたし!」が前提にあったわけで、セッションでの気付きを、最大限に即実行できました。(笑) 堀口さん、重ねてありがとうございます。


セッションの振り返り…

 今回、キャンペーンの申し込みをみて、迷わず即予約しました。堀口さんに12月頃にはお会いしたいと、思っていたのにすっかり日々に追われて思い出せずにいたときに、目に飛び込んできて「宇宙からタイミングを頂いた」そんな気分で予約しました。でも、1番だったとは、なんともお恥ずかしい・・。
 でも、今月のわたしはいつにも増して、あらゆるチャンスは掴みきりたい!モードになっていたので、その結果1番だったのだとしたら、嬉しいです。

 セッションは「今の自分」をテーマにしよう、と思っていました。でも、これっという内容は決めずに行きました。堀口さんを前に、出てくる自分の言葉を道しるべにしてみよう!と。こういう気持ちでセッションに臨めるようになったのも最近になってからです。
 初めの頃は、がっちりテーマを決めて臨んでいました。堀口さんのセッションを受けることで、「見えていない自分を『明らかにしたい!』」そういう気持ちがとても強かったからだと思います。3年前くらいのわたしとは、確実に変化していることが、堀口さんのセッションを通してだけでもわかります。
 
 堀口さんのセッションでいろいろな感情を外側に出してきた中で、自分じゃない自分がいくつもいるような気がしていたけれど、あるセッションで堀口さんが「1人の人間がやっていることだから、そう変わりはないんですよ」そうアドバイスしてくれたとき、肩の荷が自然と下りた思い出があります。いつも自分が眺めていた景色が大波の海だったのが、小波の海の流れに変えていけたきっかけの言葉でした。そういう時を経て、またセッション後から過ごす日々が積み重なって、ただシンプルに「今の自分」をテーマにできるようになりました。

 ひたすらにただただ、自分を受け止めたくて、わたしは堀口さんのセッションに通っているんだと思います。わたしにとって、ライフコーチの堀口さんの存在って、7年近くお付き合いさせて頂いている中で不動の存在になっています。

 自分を愛したいのに、意外にも簡単に自分を傷つける自分がいて、でもやっぱり愛の循環をしたから、日々の中でぐちゃぐちゃになるベクトルを、「自分への愛行き」に変えたいとき、ライフコーチに頼ってます!

 今回は、長い長い不安の旅から帰省した自分が、手放したかったはずの不安をやっと手放しておきながら、「その状況」に慣れることができずに、その為に「不要なはずの不安」を持ち込もうとしている矛盾について、話ができました。
 自分自身のことを、全く理解できない日々を過ごしていたように思います。友人に「不安は妄想なんだよ」。そう言われてからずっと抱えてきた矛盾に、堀口さんがやはり、このセッションでずばり言い当ててくださいました。

「暇になったんですね」

 衝撃的でした。そして、あっぱれで、言い訳1つ浮かばない、勝ち負けなんかないけど、不安を持ち込もうとしたわたしは、「今のわたし」にストレート負けした、瞬間でもありました。


 堀口さんは、「暇であることからの、可能性」についても話を進めてくれて、本当に自分がやりたいとおもったことが見つかったりして、それに集中してできるようになりますよ、と教えてくれました。「集中できる」って言葉はものすごく魅力的で、わたしは、何をやっても集中してできないってレッテルがあったから、それだけでも嬉しいのに、さらに増して未来までもが、明るくなったしワクワクしてきました。
 いろんなことは、慣れないから、自分にすぐにフィットしなくて受け止めきれないだけで、慣れる事ができさえすれば、気持ちも自分も未来も変化させていくことができるんだと、改めて気づきました。


 不安なわたしが選んできた未来「今まで」は、やっぱり窮屈でした。
 それが、本心です。一所懸命本当に頑張ってきたし、自分を受け止めようとすることも、なるだけ自分から逃げないようにやってきた自負があります。20年前、また15年前よりずっと、今に近い未来は良くなっていた事実もあります。

 それでも、正直、、、いつも未来は窮屈でした。自由に描ける未来なのに、頑張らなきゃ安心はなく、頑張らなきゃ自分を受け止められず、頑張らなきゃ存在価値をうみだせない人間だと、そう不安なわたしが、わたしに言っていたからだと思います。そんな毎日は、とても忙しく、落ち着かず、ひたすら不安でした。でも、ある年齢からそのことを伏せて過ごしてきました。人の前は伏せて、いつも堀口さんのセッションでは、きっと伏せきれない私がいたように思います。

「暇になること」それに慣れたら、もう不安は要らないです。
「暇になること」それが、きっと、わたしの未来を自由にしてくれます。


堀口さん、このままわたし、詩が書けそうです(笑)


タイトル 「暇になること」!

まだ、未来のこと、何がしたいかわかりません。
でも、暇になった、と知った日。

大好きな東京で、洋服を見て、素敵な美容院に行って、ヘアスタイルも変えて、
「暇」が与えてくれた、自由な未来。どこにも窮屈がない世界。
翌週には35歳を迎えて、その日、新しい私であることは間違いない。

その証拠に「笑顔の写真をくらえ!」と、自分に言ってやる!!!(笑)


あっ!
暇になったら、手紙を書いて、詩を書いて過ごしてもいいかもです!楽しい!


 堀口さん、これは、もはや振り返りのメールのはずが、手紙のようになり、最後は、詩のようにもなってしまいました。ごめんなさい。
 でも、セッションにあの日伺えて良かったです。そして、今までも通えてよかった。ずっと繋がってました。
いつもいつもありがとうございます。

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 勢いで書きあげたという感想、もしかしたら、共感される方いらっしゃるかもと思い、記事にさせていただきました。今週末、この方の2年ぶりのポートレート撮影もさせていただくことになっています。既にファッションコンサルは終了しており、そのあとRITZ原さん担当で、その新しい服を着たクライアントさんの雰囲気にあう髪形にカット済みです。どんなポートレート写真が撮影できるのか、またレポートさせていただきます!ご感想ありがとうございました!