ブログを書くときのポイントを教えてください。

 昨日から新年初セッションが始まりました。サロン経営10年以上の個人事業主さんです。数年前にコーチを依頼した理由は、ああしなさい、こうしなさいと、あれこれ言われたくないからだそうです。そういう方だから、経営が続いていらっしゃるのではないかと思います。誰もやったことがないことをやろうとすることが、人気の秘訣なのでしょう。

 私の部屋での対面セッション。実はお会いするのは初でした。お互いに写真を見ているので、余り違和感はありませんでしたが、部屋に入るや否やインテリアを感心されました。
 「いろいろなサロンにコンサルで伺いますけど、こんなにセンスのよいところは見たことないですね~。ひとみさん、そういうアドバイスもできそうですね~」と。

 昨年から、私の部屋に出入りする人数が急に増えたのもあり、インテリアについては、感心されることが増えました。
 昔の私は、センスよくMUJIを選ぶというよりも、とりあえずMUJIで揃えていただけなので、今の状態は、独立してからです。アパレルで感化されたのと、毎年ヨーロッパ旅行をしてきたことで感性が磨かれていきました。

「それにしても、それを感じ取れる感性がないと、なかなか…。ああ旅行楽しかったわ!で終わりますからね(笑)」早速、私の方が色々とフィードバック頂きました。


 クライアントさんは、施術、コンサル、制作、通販と、やりたいことをフル稼働でされていらっしゃいます。セッションを始めたころは、たくさんやりすぎて疲弊していたころでした。どこにフォーカスするかを常にセッションで扱ってきましたし、ストレスになっているところにも向き合い、受け入れられるようになったプロセスを経て、2016年の幕開けは、すっきりとされている雰囲気でした!


 今回のテーマは、あるメニューにおいて、継続サポートができるように考えたいとのことでした。何度も考えてはきて、HPにも案内を作って、あとはアップだけ…という状態まで作業したのに、なぜかブレーキが。一体、何がブレーキなのでしょうか。

 クライアントさんが、やりたくないと思うサポートはなにか? やりたいと思っているサポートは何か? 多角的に質問を投げかけていきました。
 やがて話していくうちに、ご自身で気づかれました。「そうか、○○セミナーを受けた人限定に行えば・・・・!」フォーカスが定まったようです。

 それから、クライアントさんがこんなことをおっしゃいました。「集客って、ある意味ナンパ師みたいなものですよね。どんな声掛けをしたら、お茶してくれるかなと考えるのと一緒で、だから、集客したのに一人も集まらなくても、『よし、今度はどうしたら誘えるかな?』って考えるの楽しいじゃないですか~!」

 そういう方だからこそ、続くのだなと思いました。だるまのような、七転び八起き思考をお持ちですね。(笑)


 そのあとランチへ。私のブログについての感想を言われました。
「なかなか、ひとみさんのように自然に読める形で、セッションのことを書いているブログってないですよね。たいてい、ノウハウみたいになっちゃうじゃないですか。ポイントでまとめられていたりとか。クライアントにとっては、フィードバックシートとは、またちがった形でセッションのことが読めるでありがたいです。ブログについて、アドバイスすることもありますが、ブログをとにかく書くことが目的になって、そのうちグルメブログになっちゃうとか…(笑)」

 そうだなと思いながら聞いていました。私のブログの書き方は、特許を申請したいくらい、試行錯誤してきたものです。(笑)


 その夜、ちょうどブログの書き方について、ほかのクライアントさんからご相談メールが来ました。

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 ブログを書き始めましたが、タイトルを2つ考えただけで止まってしまいました。上手く書こうとか、面白く書こうとか、よこしまな気持ちがでてきて一向に進みません。うんちくよりもシンプルを心がけて書いていきたいのですが、ブログを書くときのポイントがあればご教授をお願いしたいです。

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★私の返事です。


よく言われるのは、 ターゲットは誰か?
と言うことだと思います。

それもそうなんですが、それより、
「ここでしか読めない!」お金を払ってもいいような、
本にしたいくらい、マニアな発信が出来るとよいですね。

私でしたら、守秘義務があるから、
普通なら躊躇するセッション内容を書いてます。
個人が特定出来ない表現方法を編み出すのに、
日本語を鍛える必要性がありましたが、
最初からオンリーワンなブログをキープしてると思います。

お金を払いたいと思われるオンリーワンとはなにか?
考えてみてください。

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書くことに関しては、こちらの本がお薦めです。




「コンテンツ・マーケティング64の法則」
 最近出版された、ここでしか売っていない本です。「書くための筋肉づくり」と、イントロダクションにあり、いきなり共感してしまいました。毎日コツコツ自分の理想の形へ書く筋肉を鍛えていくしかないと思います。その前に、どこにフォーカスして取り組むべきか? 絞ることも大事だと思います。そんなところの役に立てる本です。

 ちなみに、個人的な感想ですが、日本の本よりも外国人の書いた本の方が、若干値段が高くなりますが、分厚いですし内容が深いです。もちろん、まとめの欄もありますが、そこへのプロセスが書いてあるから、長いのだと思います。また、時代的にも先を行く感じがしているので、5年前くらいから傾聴関連も、リズ・ブルボーや、バイロン・ケイティーの本を熟読して、仕事や人生に役立ててきています。