【Having your own business】ファンがもっと増えるとき。

  「お客様から感想欲しいんですけどね、感想くださいとは言っているけど、まだ誰も来てないです」とあるクライアントさんが悩んでいました。

 じゃあ、アンケート方式にして、答えやすくする? とか、そういう案も当然でてきますが、そういうことって、話していても盛り上がらないんですよね。(笑)なので、感想問題は置いておいて、他の話題へ行くことにしました。

 話ながら、前回話していたアイデアをやっぱりやったらいいよね、と私は確認してみますが、クライアントさんは、頭でわかっていても、どこか心にブレーキが。簡単なことだし、ただそれをやり続ければ、Coolで、かっこいいことだし、ファンも増えるだろうと、私は思うんですが…。もし、私がクライアントさんの立場だったら、そのアイデア、実行します。

 「じゃあ、やらない」ということにはならず、それも置いておくことにして、また次のセッションで、ということになりました。

 そのあと、クライアントさんの心のブレーキについて、私も相手になりきって考え、何かわかってきたのです。感想が来ないのは、感想を送るハードルが高いということだと。こちらの醸し出すものがあるのだと。

 私も感想が来なくて悩んだ時期がありました。独立して数年は、本当にたくさんのメールをいただいていたので。でもあるとき気づいたのは、自分がプロになってきたから、私の発信が普通になって、そこにわざわざ「頑張ってください!」と言われなくなったのだなと。自分のことは自分で評価していけるようになれば、それでいいのだと思いました。なので、あまり気にならなくなりました。

 しばらくは、たまに感想が来る…という調子でしたが、ここ数年は、こちらが感想くださいと言わなくても、初めて対面した方のセッションでも必ず感想が来るようになってきたのです。こちらがフィードバックシートを送っているから、そうなっているのかもしれませんが。以前の感じとまた違います。さらに今年に入って、もっと増えてきました。先ほども20分間、感想の返事タイムとなりました。

 姪や甥のおかげですね。こんなおばですが、私がいつ行ってもヒーロー者扱いにしてくれるので。だったらヒーローらしくなろうと。(笑)

 ということで、クライアントさんに、「あなたが素敵だから、感想を書くハードルが高くなっていると思う」と返事をしました。(笑)送る方も緊張して、いい言葉を書こうとかしてしまうのです。私も昔にそういうことを何人かに言われました。感想を書いたけど、結局書いては消してで、送れなかったと。

 自分としてはオープンにしているつもりでも、どこか中に鍵をかけている感じがあったのだと。ある恐怖心です。どこかで遠慮していました。それは相手のやることだから、あまり入ってはいけないと。そう思いながらの言動だと、どこかに緊張感が出てきてしまうでしょう。

 今年は、クライアントさんの書いたメルマガ添削を、全て書き直してしまったり、けっこう突っ込んでいっています。私はただ書き直すだけ。私との違いでクライアントさんが気づくのです。その人のそのあとの文章を見たら、見違えるほど変わっていました。ご自身で試行錯誤して、感覚を掴まれたのだと、感じました。私もそうやりとりする中で、自分の可能性が引き出されているのです。今年はそういう関わりをしているので、クライアントさんも短期間で激変する様子を見させていただいています。


 演出家の蜷川さんがお亡くなりになられたとき、俳優の人たちの弔辞全文の記事をネットで見ました。私もそういう深いかかわり方が出来たらいいなと、インスパイアされました。その人のポテンシャルを引き出すことに、情熱を注ぐということ。遠慮していてはできません。クライアントさんが、発見できていないことがあったら、その人が自分で発見できるように導くことです。コーチの仕事は、演出家と似ていると思います。自分には出来ないことを相手がしているという状態で導くからです。その人が一番Coolになれる方法を考えるのは楽しいです。


 感想問題から、心のブレーキが見えてきました。そこが手放されると、きっとドーっと入ってくるだろうなと思います。自分のハードルを下げて、入ってくるようにするのではなく、むしろ上げたほうがファンが喜ぶでしょう。突っ走っていってほしいと思います。(笑)

0コメント

  • 1000 / 1000