自分があっているはずなのに問題が起てしまい、すぐに謝れないなと思うとき。

 先日、DVDが届いていないとお客様から連絡ありました。これまでも1回、定形外郵便の未達がありました。結局、未達郵便の調査をしても見つからず、真実は闇の中でしたが。

 今回も、名前を書いた覚えもあるし、ポストに投函したこともはっきり記憶しています。しかし、お客様が届いていないとおっしゃるので、すぐに手配して送る旨をお伝えしました。
 今回は宅急便にして送ること、こちらから未達郵便の調査を依頼する旨も伝えました。また大事なことは、お客様が2日間くらい、届かないなとご心配をかけてしまったことに気を配ることです。「ご心配おかけしております」と言葉を添えました。
 翌日には宅急便を手配したので、その後お客様から特にご連絡はありませんが、便りがないのがOKという知らせだと思うので、とりあえず一件落着です。

 しかし、どこに私のDVDは消えてしまったのでしょうか。また、真実は闇の中です。

 自分があっているはずなのに問題が起きてしまい、すぐに謝れないなと思うときは誰しもあるのではないでしょうか。あるクライアントさんがそんな状況でした。

 前回ミスをしたことがあったので、再三注意を払ったのにミスをしていたということ。ほかの同僚にミスを問いただされても、正直すぐに謝れなかったそうです。
 結局、ミスの穴埋めを、あとのシフトの人が工面をしたそうですが、その工面の仕方も業務的にはちょっと問題があるなと、私も思ったところではあります。問題にフォーカスして、さらに問題が拡大しているようでした。

 そのような状況で、何が問題なのか? というところです。クライアントさんは、「自分はミスしたのか?」、「ほかの同僚の工面の仕方は間違っているのでは?」と、そこが気になっている様子でした。

 私は言いました。「真実は闇の中ですよね。だけど、同僚の人が何度も確かめたり、工面をしたりしてくれたのは事実です。同僚の人たちに謝り、感謝するとしたらそこですね」と。

 「ものごとは心でしか見ることができない。大切なことは目には見えない」と、『星の王子さま』の名言があります。もう、起きてしまったことはしょうがない。だけれども、目には見えない大切なことはどこか? 考えることです。それは、「相手がしてくれたこと」だったりします。

 この観方ができると、世界の観方が変化し、幸せなことがいっぱいあることに気づけるのです。

 サン=テグジュペリのメッセージは、やはり不変なのです。素晴らしすぎるメッセージのため、サン=テグジュペリが育った環境に触れてみたいと、生家のあるフランスのリオンまで行ってしまいました。そのころから、私の中にサン=テグジュペリの種が植えられたのか、心の中に感動することがもっと増えたのです。


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★9.14 EVENT 『12 Years a Blogger』 Launch-はじまり- 

連載ミニコラム(5)~初期の苦労~

2004年7月、ブログを始めたころ、「写真」が投稿できなかったのです。しかし、福岡に住んでいるブロガーの人が、写真を投稿していたので、どうやっているのか聞いてみると、写真メーカーのフォトアルバムのサイトからHTMLタグを発行して添付しているということでした。ブログをアップするのに手間がかかりすぎる時代でも、自分がやってみたいブログイメージに近づけるため、本当に必死だったと思います。