あるクライアントさんが、「え? 何で私が?」と思う様なことが、先月2回も起きた話を聞いたとき、その方の受け取り方の癖みたいなものが見えてきました。
こんなメールのやり取りをしました。
□■□■□■□■□
先日は、長時間セッションして頂き、有難うございました。
店内で発表選考会がある予定が何故か書類選考だけで、私の課が店舗代表に選ばれてしまいました。数字が伴っていないのに何故?と思いましたが、他の課の取り組みが良くなかったようで…私のところに仕方なくなったようです…しかも代表を決める発表会が明後日と今日聞かされ、慌てて発表の資料を作りました。
まさか代表になるとは思ってなかったのと、いきなり明後日、各店舗の代表や、偉い方々が沢山いる場で私は果たして上手く話せるのか物凄く不安です。結果が出てない課が代表というのも多分前代未聞です。
発表は上司と相談し、悪い中でも良かったところを最大限にアピールすることになりましたが、嘘はつけないので、わざわざ後ろ向きな発言をしてしまいそうです。
多分資料を棒読みしてしまうと思いますが、出来るだけ、自然な形で話すにはどうしたら良いですか?この際時間は気にせずいこうと思います。多分3分で終わります。
□■□■□■□■□
○○さんへ
こんばんは。
またも、流れがやってきましたね。
>いきなり明後日、各店舗の代表や、偉い方々が沢山いる場で
>私は果たして上手く話せるのか物凄く不安です。
主任は、上手く話せることは仕事ではないので、
スピーチ能力は、気にする所ではないと思えばいいと思います。
棒読みとしても、日本語ですから伝わるでしょう。
良いところ、悪いところ、両方発表すればいいのではと思います。
現状とこれからの戦略を相手は知りたいだけだと思います。
相手の目的をはっきりすれば、気にすることは減るでしょう。
堀口ひとみ
□■□■□■□■□
堀口さんへ
流れがきていますかね。
サーフィンに例えるなら、私はバタバタとパドリングして
波に乗ろうともがいているとこでしょうか。何とかいい波に乗りたいです。
上手く話そうとするからダメなんですよね。
棒読みかもしれませんが、自分たちがやってきたことを、ただ伝えようと思います。
そして次はキッチリ成果を挙げてまた発表の場に自信を持ってきたいです。
と宣言してきます。有難うございます。
□■□■□■□■□
人生の中で、「何で私が?」と思う様なことは、いっぱいあると思いますが、受け取り方次第で、うまく人生の波に乗れるかどうか、かかっているのです。
やってきたものに文句を言ったり、運が悪いというように捉えてしまっては、神様からの贈りものを拒否してしまうことになると、私は考えています。
それを、面白そうなことと解釈するのと、あり得ないとか、絶対無理、運が悪いと解釈するのでは、人生の進み方がまるで変わります。コーチングセッションをしていると、逆流している人の方が多いことに、コーチになってから気づきました。
私は、大学1年生のころ、アルバイトを探していて、ファミレスの厨房に応募したのですが、面接で社員さんに「ウエイトレスの方が向いているよ」と、40分間説得されて、しぶしぶウエイトレスになりました。ウエイトレスは、絶対自分に無理と思っていたので、厨房を希望したわけなのですが・・・。
「人から見たらウエイトレスなのか。面白いな。でも、この人が言ったのだから、できなかったら採用した人の責任だし。(笑)『私、ウエイトレスやってます』というのも、意外性があって面白そうかも!」と、困りながらもそんなことを思いました。
おそらく、ここの選択で、そのまま「厨房希望」になっていたら、どんな人生になっていたか? ちょっと興味もありますが、今を考えてみると、「ウエイトレス」に命じてくださったことは、とてもつながっているように感じます。
アパレルに異業種転職したのも、私にとってはあり得ない選択でしたが、マネジメント候補とあったので、とりあえず面接を受けてみました。それでも、内定を頂いた時にはびっくりして、「え?私でいいんですか?」と逆に聞いてしまうほどでしたが、入社しました。オシャレじゃないから、店に立つのは無理だけど、マネジメントならいいかなと思ったのです。しかし、入社初日から銀座店に配属され、実はビビっておりました。(笑)
部下の才能を最大限に引き出すためにコーチングの勉強を始めた頃、30歳の記念にと思って参加したビジネスセミナーの講師が、私と金井さんとの出会いの場をセッティングしてくれたという流れで、メンターと出会いました。まさかのセッティングで、私も相当驚きました。しかも、お店の棚卸の日に重なってしまいましたが、スタッフに「人生が変わる日になりそうだから、よろしく」と言って、先に帰らせてもらったのです。1週間前から綿密にスタッフたちが準備をしてくれました。おかげ様で予想どおり、運命を変える日になったのです。
どれもこれも「やっぱり、無理そうなので」となりそうな場面ではありましたが、すべて「YES」で通してきてよかったと思っています。
そのように、発想の転換をさせて受けて立とうとしてみると、これから先の大きな成功に繋がっていくことのほうが、不思議と多いものです。
「せっかくなので、ありがたく頂戴してみよう」というのが、ニュートラルです。ただ、来たものを受け容れて、活かしてみようとするだけです。そうしていくと、不思議と運が上向いていくように感じています。
「え? 何で私が?」と思うようなときこそ流れに乗るチャンスなのです。
つまり、そういうのが、「啓示」のようなものなのかもしれませんね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、どんなメッセージを受け取りましたか?
┏━┓
┃☆┃SEMINAR
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年3月23日(土)春コミコレクション
テーマ「思考を芽吹かせる」講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
仮説、着想、ひらめきなど、自分自身の見つける力を磨いていきます。
こんなメールのやり取りをしました。
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先日は、長時間セッションして頂き、有難うございました。
店内で発表選考会がある予定が何故か書類選考だけで、私の課が店舗代表に選ばれてしまいました。数字が伴っていないのに何故?と思いましたが、他の課の取り組みが良くなかったようで…私のところに仕方なくなったようです…しかも代表を決める発表会が明後日と今日聞かされ、慌てて発表の資料を作りました。
まさか代表になるとは思ってなかったのと、いきなり明後日、各店舗の代表や、偉い方々が沢山いる場で私は果たして上手く話せるのか物凄く不安です。結果が出てない課が代表というのも多分前代未聞です。
発表は上司と相談し、悪い中でも良かったところを最大限にアピールすることになりましたが、嘘はつけないので、わざわざ後ろ向きな発言をしてしまいそうです。
多分資料を棒読みしてしまうと思いますが、出来るだけ、自然な形で話すにはどうしたら良いですか?この際時間は気にせずいこうと思います。多分3分で終わります。
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○○さんへ
こんばんは。
またも、流れがやってきましたね。
>いきなり明後日、各店舗の代表や、偉い方々が沢山いる場で
>私は果たして上手く話せるのか物凄く不安です。
主任は、上手く話せることは仕事ではないので、
スピーチ能力は、気にする所ではないと思えばいいと思います。
棒読みとしても、日本語ですから伝わるでしょう。
良いところ、悪いところ、両方発表すればいいのではと思います。
現状とこれからの戦略を相手は知りたいだけだと思います。
相手の目的をはっきりすれば、気にすることは減るでしょう。
堀口ひとみ
□■□■□■□■□
堀口さんへ
流れがきていますかね。
サーフィンに例えるなら、私はバタバタとパドリングして
波に乗ろうともがいているとこでしょうか。何とかいい波に乗りたいです。
上手く話そうとするからダメなんですよね。
棒読みかもしれませんが、自分たちがやってきたことを、ただ伝えようと思います。
そして次はキッチリ成果を挙げてまた発表の場に自信を持ってきたいです。
と宣言してきます。有難うございます。
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人生の中で、「何で私が?」と思う様なことは、いっぱいあると思いますが、受け取り方次第で、うまく人生の波に乗れるかどうか、かかっているのです。
やってきたものに文句を言ったり、運が悪いというように捉えてしまっては、神様からの贈りものを拒否してしまうことになると、私は考えています。
それを、面白そうなことと解釈するのと、あり得ないとか、絶対無理、運が悪いと解釈するのでは、人生の進み方がまるで変わります。コーチングセッションをしていると、逆流している人の方が多いことに、コーチになってから気づきました。
私は、大学1年生のころ、アルバイトを探していて、ファミレスの厨房に応募したのですが、面接で社員さんに「ウエイトレスの方が向いているよ」と、40分間説得されて、しぶしぶウエイトレスになりました。ウエイトレスは、絶対自分に無理と思っていたので、厨房を希望したわけなのですが・・・。
「人から見たらウエイトレスなのか。面白いな。でも、この人が言ったのだから、できなかったら採用した人の責任だし。(笑)『私、ウエイトレスやってます』というのも、意外性があって面白そうかも!」と、困りながらもそんなことを思いました。
おそらく、ここの選択で、そのまま「厨房希望」になっていたら、どんな人生になっていたか? ちょっと興味もありますが、今を考えてみると、「ウエイトレス」に命じてくださったことは、とてもつながっているように感じます。
アパレルに異業種転職したのも、私にとってはあり得ない選択でしたが、マネジメント候補とあったので、とりあえず面接を受けてみました。それでも、内定を頂いた時にはびっくりして、「え?私でいいんですか?」と逆に聞いてしまうほどでしたが、入社しました。オシャレじゃないから、店に立つのは無理だけど、マネジメントならいいかなと思ったのです。しかし、入社初日から銀座店に配属され、実はビビっておりました。(笑)
部下の才能を最大限に引き出すためにコーチングの勉強を始めた頃、30歳の記念にと思って参加したビジネスセミナーの講師が、私と金井さんとの出会いの場をセッティングしてくれたという流れで、メンターと出会いました。まさかのセッティングで、私も相当驚きました。しかも、お店の棚卸の日に重なってしまいましたが、スタッフに「人生が変わる日になりそうだから、よろしく」と言って、先に帰らせてもらったのです。1週間前から綿密にスタッフたちが準備をしてくれました。おかげ様で予想どおり、運命を変える日になったのです。
どれもこれも「やっぱり、無理そうなので」となりそうな場面ではありましたが、すべて「YES」で通してきてよかったと思っています。
そのように、発想の転換をさせて受けて立とうとしてみると、これから先の大きな成功に繋がっていくことのほうが、不思議と多いものです。
「せっかくなので、ありがたく頂戴してみよう」というのが、ニュートラルです。ただ、来たものを受け容れて、活かしてみようとするだけです。そうしていくと、不思議と運が上向いていくように感じています。
「え? 何で私が?」と思うようなときこそ流れに乗るチャンスなのです。
つまり、そういうのが、「啓示」のようなものなのかもしれませんね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、どんなメッセージを受け取りましたか?
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■2013年3月23日(土)春コミコレクション
テーマ「思考を芽吹かせる」講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
仮説、着想、ひらめきなど、自分自身の見つける力を磨いていきます。
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