この願望は、世間でいう幸せの形なのか? 自分の心の声なのか? 分からない。

 月1対面セッションを1年継続している、個人事業主のクライアントさんです。
 今年1月のセッションで、「俺は、どうにもならなくていいんだ」と、苦しいことに安心する、自虐的な自分がいることに気付いたのです。「その内なる声に、なんて声を掛けますか?」と、質問すると、「もうやめようぜ」と返ってきて、私もクライアントさんも一緒に頷いてしまいました。

 翌日は、許しの儀式にちょうどいいタイミングの満月だったので、108枚も「自分を痛めつける自分を許します」と毛筆で書いて、燃やしたとおっしゃっていました。(笑)たまたまですが、その2日前に印刷関係の仕事をしているお客様から、いらないメモ用紙をどっさりもらっていたというのですから、ちょうど燃やす紙が事前に用意されていたというミラクルがありました。

 そして、今月のセッションは、「願望のインストールについて」というテーマでした。
ここ、半年の間にも、何度か出てきた話ではありました。しかし、そこへ行くまえに、話さなくてはいけないものがいっぱいあった気がします。自分の立ち位置を明確にしたり、自分を許したり、相手を許したり、断捨離だったり、流れに身を任せることだったり…。

 今回も、その話に辿りつく前に、やはり他の話を経由していきました。
 お客様の要望をどうしても叶えてあげたいと思いすぎるところがあり、逆にお客様が依存的になって、本当に導きたい理想の状態とは、違うことになっているのではないかと。

 例えば、私に置き換えると、コーチングなのに、コンサルティングになってしまうとか。クライアントさんが、自分で行動をすることなのに、できないならば、そこはやってあげます、みたいなことです。コーチを始めた頃の私は、ちょっとそんなところがありました。しかし、段々とコーチの仕事はそこではないことに気付いていき、セッションを変化させてきた経緯があります。

 「じゃあ、理想ってどんな状態なのか? ここで明らかにしてみませんか?」とクライアントさんに質問しました。

 すると、クライアントさんは言いました。「世の中の成功と言われるものが、自分の声になってしまっているのか? 自分の声か、世の中の声か、わからないんですよね。自分の声を聴いた時の感覚ってどんなですか?」と。

 例えば、こんな大きな家が欲しいとか、こんな車が欲しいとか、もっと自分のやっていることを大きくしたいとか、世の中で言われるような、幸せのモデルだったり、成功モデルだったり、それが願望になってしまっている気がするのだそうです。でも、そう考えると、自分は1人でやっている方が、性に合っているから違うなとか・・・、そんな堂々巡りをするのだそうです。

 また、「成功哲学的に、欲しいものをありありとイメージして・・・なんて言うから、そうしようと思うけど、手に入ったためしがない!」と笑いながらおっしゃいました。

 そこで、私のブログを見て感じたことがあったそうで続けて言いました。「女性というものは、ピンとこないから、買わないとか。ピンと来たから買うとか言いますよね。何かが、目の前に現れた時、これが欲しかったんだ! って気づきますよね。男性だと、はじめから買うものを決めているような気がするんですよ。これを買うために、じゃあ、何をして・・・・とか。『これだ!』っていう自分の声って、そのとき、どういう風に聞こえているんですか?」と。

 面白い質問をされるなぁと、関心をしながら、私は楽しく言語化してみました。
 「どういう気分を味わいたいか? が叶うものを手に入れている感じですね。だから、それ、じゃないかもしれないのです。それって、例えば、洋服を見た瞬間に気付いたりするんですよ。理由を付け始めたら、心から欲しいものじゃないですから。自分に似合うものを着ることで、気持ちよくなりたいのです。だから、それを手に入れた時の味わいたい気分は何か? を先に、わかっているってことですね。鏡に合わせた時、気分で『これだ!』とわかるわけです。つまり、これが欲しい! と執着しているわけではなく、気分が叶うものなのかもしれません」と。

 例えば、欲しい車があるとすると、クライアントさんは、「この車、カッコイイな~どうすれば手に入るかな?」と、アクションプランを練り始めてしまうそうなのです。それよりも、「この車、最高だな、ニヤニヤしちゃうな~」で、いいのでしょう。

 そんな、話をしていたら、クライアントさんの中で、今までのセッションのことや、読んだ本などが繋がり出し、「今、一瞬にして変わりました。鳥肌が経ちました。ワクワクするってこんな感じなのか~!」とニコニコしながら、おっしゃいました。

 私は、大抵、「そう言えば、欲しいと思っていた!」と、あとから実感することが多いです。これをして、あれをして、手に入れようと思っているときは、うまく行かなくて、やりたいことを楽しんでやっていけば、楽しい波動が、さらに何かを引き寄せるのではないかと思っています。「笑う門には福来る」その通りです。

 昨日、劇場で観た、『ローマの休日』のおかげで、ニヤニヤが続きっぱなしのため、(笑)今日は、クライアントさんにもいいエネルギーが伝わったようでした。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

ニヤニヤしていますか?

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