あるクライアントさんは、ある試験が終わったので、ひと段落といったところでした。
仕事もしながら、試験勉強というのもあって、缶詰状態だったようです。なので、羽を伸ばしたい気分だったり、全然手をつけられていなかった、部屋の清掃と整理整頓などをしたくて仕方のないようでした。そして、「これからの新たなるテーマを決めたい」が、テーマでした。
これまでの1年間のセッションは、自分の好きなことを見つけるというところから始まりました。まずは、とりあえずという理由で、やっていたことは辞めて、いくつかに絞ることができました。そして、今もそれを続けていらっしゃいます。
また、自分を振り返る習慣があまりなかったとのことで、「自分はいったい何なんだ?」と、はじめの方はなっていらっしゃいましたが、毎回のセッションで言語化することによって、自分の変化を感じながら、自分を承認しつつ前進することで、勘も研ぎ澄まされてきたようでした。
人間関係においては、相手のことに興味を持って、もっと聞いてみようという姿勢が不足していたことに気付いたことがあり、今では、相手に興味を持って関われるようにもなってきました。仕事面でも、とくに心配事もなく順調に進んでいるようです。
「何か新しいことですか?」と訊いてみると、引き続き今のことは、続けていきたいとのこと。「さらに付け加えていきたい感じ?」と訊いてみると、どうやら、そういうわけでもなさそうでした。
「何を欲しているか?」と質問してみると、「頭の中を空っぽにしたいです」とお答えになりました。どうやら、何か新しいことというよりも、「無にする」方向を欲していることが分かってきました。
じゃあ、「無って何?」という話に進んで行きました。
たまたまその日、私が参加したヨガのクラスで、「雑念がない状態」について、先生がお話ししていました。「ヨガというのは、そもそも18歳青年男子の雑念を消すために考えられたもの」なのだそうです。
雑念というのは、例えば、相手が話している時に、「なんだ、つまらない話だな~。早く終わらないかな~。お腹すいたな~」という状態のこと。今に集中しているのではなく、意識が他に向かっていること。子供の頃、朝礼での校長先生の話のとき、「今日の給食何だろう」とか、別のことを考えていたり。1日8時間仕事をしても、雑念なく集中できた時間が1時間しかないとすると、あまり充実感を感じられないようです。また、雑念が多いと、歳を取ったとき、ボケやすくなるとか。
つまり、雑念がない方が、充実した時間を多く過ごしたと感じられるということです。満足感と雑念は、関係があるようなんですね。「無になること」を取り入れることで、人生の満足感がさらに得られるのかもしれません。
私も、数年前から「何もしないこと」に取り組んできました。あのときは、どうなることやらと思っていましたが、今は、何か作業をするときには、かなりの集中力が持続するようになり、常にリラックスができています。
また、不安に思い、ずっと頭の中がそれでいっぱいという時間も劇的に減りました。「今、大丈夫なら、ずっと大丈夫なんだ」。そんな気がいつもするのです。そんな気がするということは、いつでもずっと大丈夫なことを引き寄せる気もしています。
安心感の持てる自分になったことで、周りの人にも安心感を与えることができるようにもなってきたようで、自分から誘うよりも、誘われることの方が増えてきました。自分から積極的に行くことが多かったので、この変化は、私の中ですごく大きいのです。クライアントさんの7割くらいがリピーターになっているところをみると、皆、私の存在について、安心してくれているのか! と勝手に思っています。(笑)
あるクライアントさんは、毎朝起きてから、湧きおこってくる雑念をノートに書くワークを1年近くしたみたいですが、1年もやっていると、とくに書くこともなくなって、毎朝5時に会社に行く前にランニングをしているそうです。そして、先日、海外マラソンで42.195キロを5時間以内で初完走したとおっしゃっていました。最後の数キロで100人抜きをしたときには、周りからの歓声がすごかったようでした。(笑)
クライアントさんとそんな話をしながら、新しいテーマは、「自分づくり」になりました。もっと自分の力を発揮できるように、自分をメンテナンスしていくこと。
忙しくしていると、自分メンテをする時間は後回しにしそうですが、実は、自分のメンテナンスがあってこそ、よいパフォーマンスにもつながるのだと感じています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分のメンテナンスをしていますか?
仕事もしながら、試験勉強というのもあって、缶詰状態だったようです。なので、羽を伸ばしたい気分だったり、全然手をつけられていなかった、部屋の清掃と整理整頓などをしたくて仕方のないようでした。そして、「これからの新たなるテーマを決めたい」が、テーマでした。
これまでの1年間のセッションは、自分の好きなことを見つけるというところから始まりました。まずは、とりあえずという理由で、やっていたことは辞めて、いくつかに絞ることができました。そして、今もそれを続けていらっしゃいます。
また、自分を振り返る習慣があまりなかったとのことで、「自分はいったい何なんだ?」と、はじめの方はなっていらっしゃいましたが、毎回のセッションで言語化することによって、自分の変化を感じながら、自分を承認しつつ前進することで、勘も研ぎ澄まされてきたようでした。
人間関係においては、相手のことに興味を持って、もっと聞いてみようという姿勢が不足していたことに気付いたことがあり、今では、相手に興味を持って関われるようにもなってきました。仕事面でも、とくに心配事もなく順調に進んでいるようです。
「何か新しいことですか?」と訊いてみると、引き続き今のことは、続けていきたいとのこと。「さらに付け加えていきたい感じ?」と訊いてみると、どうやら、そういうわけでもなさそうでした。
「何を欲しているか?」と質問してみると、「頭の中を空っぽにしたいです」とお答えになりました。どうやら、何か新しいことというよりも、「無にする」方向を欲していることが分かってきました。
じゃあ、「無って何?」という話に進んで行きました。
たまたまその日、私が参加したヨガのクラスで、「雑念がない状態」について、先生がお話ししていました。「ヨガというのは、そもそも18歳青年男子の雑念を消すために考えられたもの」なのだそうです。
雑念というのは、例えば、相手が話している時に、「なんだ、つまらない話だな~。早く終わらないかな~。お腹すいたな~」という状態のこと。今に集中しているのではなく、意識が他に向かっていること。子供の頃、朝礼での校長先生の話のとき、「今日の給食何だろう」とか、別のことを考えていたり。1日8時間仕事をしても、雑念なく集中できた時間が1時間しかないとすると、あまり充実感を感じられないようです。また、雑念が多いと、歳を取ったとき、ボケやすくなるとか。
つまり、雑念がない方が、充実した時間を多く過ごしたと感じられるということです。満足感と雑念は、関係があるようなんですね。「無になること」を取り入れることで、人生の満足感がさらに得られるのかもしれません。
私も、数年前から「何もしないこと」に取り組んできました。あのときは、どうなることやらと思っていましたが、今は、何か作業をするときには、かなりの集中力が持続するようになり、常にリラックスができています。
また、不安に思い、ずっと頭の中がそれでいっぱいという時間も劇的に減りました。「今、大丈夫なら、ずっと大丈夫なんだ」。そんな気がいつもするのです。そんな気がするということは、いつでもずっと大丈夫なことを引き寄せる気もしています。
安心感の持てる自分になったことで、周りの人にも安心感を与えることができるようにもなってきたようで、自分から誘うよりも、誘われることの方が増えてきました。自分から積極的に行くことが多かったので、この変化は、私の中ですごく大きいのです。クライアントさんの7割くらいがリピーターになっているところをみると、皆、私の存在について、安心してくれているのか! と勝手に思っています。(笑)
あるクライアントさんは、毎朝起きてから、湧きおこってくる雑念をノートに書くワークを1年近くしたみたいですが、1年もやっていると、とくに書くこともなくなって、毎朝5時に会社に行く前にランニングをしているそうです。そして、先日、海外マラソンで42.195キロを5時間以内で初完走したとおっしゃっていました。最後の数キロで100人抜きをしたときには、周りからの歓声がすごかったようでした。(笑)
クライアントさんとそんな話をしながら、新しいテーマは、「自分づくり」になりました。もっと自分の力を発揮できるように、自分をメンテナンスしていくこと。
忙しくしていると、自分メンテをする時間は後回しにしそうですが、実は、自分のメンテナンスがあってこそ、よいパフォーマンスにもつながるのだと感じています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分のメンテナンスをしていますか?
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