「どこが変わりたいか?」というテーマでのセッションでした。昨年のセッションでは、「自分を満たす」というテーマが出てきたのですが、1年経って、すっかり満ちたところで、次の変化を求めて90日コーチングの依頼をされました。
これまで2回のセッションの課題はクリアして、変化を感じられたようでした。しかし、もっともっと変わりたいのだそうです。
「あれ? そもそも、根本的なところで、変わることを受け容れていない? 友人からの誘いがいっきに増えて会うのだけれど、私が会いたいのは、私の知らない世界を知っている人。そう言う人に、どうしたら会えるのか…?」
私は感じました。「何か新しいことに取り組むような変化を望んでいるのではない」と。
5年前にセッションをしたときには、「引越し、髪型を変える、ヨーロッパひとり旅…」など、常に新しい変化を加えていくようなセッションでした。何かやりたいけれど、背中を押してくれる人が欲しかった! ということで、私の存在が働きかけるきかっけになったのです。
でも、今回は、そういう変化ではない。なにか、新しい趣味をするとか、引越しするとか、転職とか、行ったことのない場所へ旅行をするとか…そういうのではない。
先日、長く務めている会社で、年1回の面談があったそうですが、「エクセルがもっとうまくなりたい?」とか、上司が色々と提案してくれるけど、どれもこれもいまいち、しっくりこなかったそうなのです。
「新しい体験でもなくて、やったことのないこと???」一体何でしょうか?
「自分から何か、新しいものが出てくるとか。生み出すとか、そういうことやっていませんよね」と私が言うと、「あ、それはやっていない」と返ってきました。
「自分が今までやってきたことをまとめて発表するとか…。これまでの経験を通して、自分の大切にしていることとか、工夫していることとか、そういうの、発表するセミナーでもやっちゃいます?」と、ちょっと冗談ですけれど、要するにそういうことを感じたので、伝えてみると、「そう言えば、母親が自分史を書いていたことがあります。私は、文章をするのを手伝ったんですけどね」と返ってきました。
きっと、自分の通ってきた道を振り返り、自分で自分にフィードバックしてあげることで、次の成長、方向性が見えてくるのではないかということです。
クライアントさんは、日々の記録は特にせず、写真も撮らないし、日記にも残さず進んできたようでした。「振り返る」ということを、あまりしてこなかったようです。
そんな話をしていたら、数日前の出来事を思い出されていました。
「そう言えば、突然、友達のお母さんから電話がかかってきて、びっくりしたんです。私が学生の時に、友達のことを書いて、そのお母さんへ送った手紙を『今、読むわね』と言われて、読みながら泣かれたんです。それを聞いて、『私もいいことを書いたな~』と思えて、人の心に残ることをしていきたいなと思った…」と、おっしゃいました。
このセッションとその話がつながっているようで、私も「振り返り」というテーマに、確信的なものを感じました。まとめないでいると、「どこまで頑張ればいいんでしょうか?」となりがちのような気がします。
子供のころは、節目があって、卒業して、入学して…と、成長著しいものがありました。大人も、節目を作れば、卒業して入学して…のような、変化を感じられるのではないかと、私は思っており、実行している方です。
毎日ブログを書いて1日をまとめ、『ひとみずむ』を作って、毎年自分のセッションを振り返る作業をしていたり、自分のやってきたことの発表のようなセミナーを企画したり、自分の成長を確認して、次に進むことが習慣化されています。
これまで2回のセッションの課題はクリアして、変化を感じられたようでした。しかし、もっともっと変わりたいのだそうです。
「あれ? そもそも、根本的なところで、変わることを受け容れていない? 友人からの誘いがいっきに増えて会うのだけれど、私が会いたいのは、私の知らない世界を知っている人。そう言う人に、どうしたら会えるのか…?」
私は感じました。「何か新しいことに取り組むような変化を望んでいるのではない」と。
5年前にセッションをしたときには、「引越し、髪型を変える、ヨーロッパひとり旅…」など、常に新しい変化を加えていくようなセッションでした。何かやりたいけれど、背中を押してくれる人が欲しかった! ということで、私の存在が働きかけるきかっけになったのです。
でも、今回は、そういう変化ではない。なにか、新しい趣味をするとか、引越しするとか、転職とか、行ったことのない場所へ旅行をするとか…そういうのではない。
先日、長く務めている会社で、年1回の面談があったそうですが、「エクセルがもっとうまくなりたい?」とか、上司が色々と提案してくれるけど、どれもこれもいまいち、しっくりこなかったそうなのです。
「新しい体験でもなくて、やったことのないこと???」一体何でしょうか?
「自分から何か、新しいものが出てくるとか。生み出すとか、そういうことやっていませんよね」と私が言うと、「あ、それはやっていない」と返ってきました。
「自分が今までやってきたことをまとめて発表するとか…。これまでの経験を通して、自分の大切にしていることとか、工夫していることとか、そういうの、発表するセミナーでもやっちゃいます?」と、ちょっと冗談ですけれど、要するにそういうことを感じたので、伝えてみると、「そう言えば、母親が自分史を書いていたことがあります。私は、文章をするのを手伝ったんですけどね」と返ってきました。
きっと、自分の通ってきた道を振り返り、自分で自分にフィードバックしてあげることで、次の成長、方向性が見えてくるのではないかということです。
クライアントさんは、日々の記録は特にせず、写真も撮らないし、日記にも残さず進んできたようでした。「振り返る」ということを、あまりしてこなかったようです。
そんな話をしていたら、数日前の出来事を思い出されていました。
「そう言えば、突然、友達のお母さんから電話がかかってきて、びっくりしたんです。私が学生の時に、友達のことを書いて、そのお母さんへ送った手紙を『今、読むわね』と言われて、読みながら泣かれたんです。それを聞いて、『私もいいことを書いたな~』と思えて、人の心に残ることをしていきたいなと思った…」と、おっしゃいました。
このセッションとその話がつながっているようで、私も「振り返り」というテーマに、確信的なものを感じました。まとめないでいると、「どこまで頑張ればいいんでしょうか?」となりがちのような気がします。
子供のころは、節目があって、卒業して、入学して…と、成長著しいものがありました。大人も、節目を作れば、卒業して入学して…のような、変化を感じられるのではないかと、私は思っており、実行している方です。
毎日ブログを書いて1日をまとめ、『ひとみずむ』を作って、毎年自分のセッションを振り返る作業をしていたり、自分のやってきたことの発表のようなセミナーを企画したり、自分の成長を確認して、次に進むことが習慣化されています。
「竹」は節目があるから伸びるようなのです。「節目を作ることで、成長していく」というのは、自然界の摂理なのかもしれません。
2か月前に、7年間育てている観葉植物の「剪定」を初めて行いました。なかなか、新芽がでてこなくなってしまったので、もう老朽化したのかなと思い、処分する方向も一瞬よぎりました。しかし、ネットでいろいろ検索すると、「剪定」という方法を発見したので、一か八か、とりあえずやったことのないことをしてみようと、思いきって、3本の枝を剪定したのです。すると、毎年4枚くらいしか増えなかった葉っぱが、剪定後2カ月で、一挙に12枚も増えました。
その都度、自分のやってきたことを、一度まとめてみると、これは、ここまででOK。次に進もうという気持ちになるし、次にどこに進みたいかも決まるのでしょう。
私は、独立する前に、自分は何に向いているのか? 子供のころから改めて振り返ったことを思い出します。社会人になってから、リーダーシップとマネジメントをしてきたので、そういったことをこれからの人生でもして行くのかな? とその時は思ったのですが、もっと根本的なところで考えてみると、その人らしさを最大限に引き出すというようなことにつながり、今の仕事はとても自分らしい仕事なのだと感じているのです。それは、話すことでも、聴くことでも、書くことでも、なんでも好きなことをして行くつもりです。
「生まれる前に、自分の魂が、自分の人生をどうしたいか? 決めて生まれてくる」という見方がありますが、自分のルーツを確認することで、「これをするために生まれてきた」と、自分の人生全体を客観視する機会となり、これから先のことが少し見えてくるのではないかと思います。
私は、ひとりの画家がテーマである美術展へ行くのが好きです。人の一生に興味があるからです。何がきっかけとなり、人生が変わっていったのか? 人の人生を見させていただきながら、自分に置き換えて考える機会にもしています。
「振り返る課題」について、「子供の頃のことで、ふと思い出したことから始めてみたらどうでしょう?」と訊くと、「ピアノの練習が大変で、もう終わりにしていい? ってお母さんに言おうとしている自分が出てきた(笑)」笑っておっしゃいました。
1日単位、数年単位で、自分をまとめていくことは、成長するために必要なことだと、私は考えています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
振り返っていますか?
2か月前に、7年間育てている観葉植物の「剪定」を初めて行いました。なかなか、新芽がでてこなくなってしまったので、もう老朽化したのかなと思い、処分する方向も一瞬よぎりました。しかし、ネットでいろいろ検索すると、「剪定」という方法を発見したので、一か八か、とりあえずやったことのないことをしてみようと、思いきって、3本の枝を剪定したのです。すると、毎年4枚くらいしか増えなかった葉っぱが、剪定後2カ月で、一挙に12枚も増えました。
その都度、自分のやってきたことを、一度まとめてみると、これは、ここまででOK。次に進もうという気持ちになるし、次にどこに進みたいかも決まるのでしょう。
私は、独立する前に、自分は何に向いているのか? 子供のころから改めて振り返ったことを思い出します。社会人になってから、リーダーシップとマネジメントをしてきたので、そういったことをこれからの人生でもして行くのかな? とその時は思ったのですが、もっと根本的なところで考えてみると、その人らしさを最大限に引き出すというようなことにつながり、今の仕事はとても自分らしい仕事なのだと感じているのです。それは、話すことでも、聴くことでも、書くことでも、なんでも好きなことをして行くつもりです。
「生まれる前に、自分の魂が、自分の人生をどうしたいか? 決めて生まれてくる」という見方がありますが、自分のルーツを確認することで、「これをするために生まれてきた」と、自分の人生全体を客観視する機会となり、これから先のことが少し見えてくるのではないかと思います。
私は、ひとりの画家がテーマである美術展へ行くのが好きです。人の一生に興味があるからです。何がきっかけとなり、人生が変わっていったのか? 人の人生を見させていただきながら、自分に置き換えて考える機会にもしています。
「振り返る課題」について、「子供の頃のことで、ふと思い出したことから始めてみたらどうでしょう?」と訊くと、「ピアノの練習が大変で、もう終わりにしていい? ってお母さんに言おうとしている自分が出てきた(笑)」笑っておっしゃいました。
1日単位、数年単位で、自分をまとめていくことは、成長するために必要なことだと、私は考えています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
振り返っていますか?
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